天国大魔境に登場した鳥ヒルコ(人食い)の正体は壁の中にいた身体能力が高い子供、タカです。
ヒルコは壁の中にいた子供たちが病気になり、亡くなって人食いに姿を変えたと考えられています。
学園から脱出後、保護されたタカは同じ学園だったアンズと結婚し、子供も授かっていました。
鳥ヒルコの正体とタカについて、子供のトトリについて解説していきます。
天国大魔境・鳥ヒルコの正体はタカ?
鳥ヒルコの正体は共通点などからタカで間違いないでしょう。
一瞬で人間を斬ってしまう鳥ヒルコの「見えない衝撃」は怖すぎました。
鳥型の人食いヒルコとは?
翼を持つ鳥のヒルコは1巻に登場したマルとキルコが初めて戦ったヒルコです。
鞭のようなものでどんなものでもスパッと斬ってしまう能力を持っていました。
マルとキルコが宿泊した民宿の息子もおばちゃんもこの鳥ヒルコに食べられしまいました。
お腹から2本の腕が生えていて腕の先に触手のような鞭が3本ずず伸びています。
この触手のような鞭は超高速で動くので「見えない衝撃」を可能にしていました。
頭は変形し、触手となって人間を捕食します。
鳥ヒルコはタカ!
鳥ヒルコの正体はタカです!
タカは学園の2期生で運動神経抜群。勉強は得意ではありませんが、外の世界に興味を持っています。校舎の上から飛び降りて見事着地をする高い身体能力を持っています。
9巻で鳥ヒルコの「見えない衝撃」の能力をタカも持っていることが分かりました。
明確な記載はありませんが、名前も「鳥の鷹」から来ていると考えてみると鳥ヒルコ=タカの可能性が高いと思います。
タカとアンズの子供はトトリ!
学園が自衛隊の空爆によって攻撃され、学園の外壁に穴が空きました。
外壁の穴を見つけるとタカ、アンズ、シロ、ミミヒメの4人は学園の敷地の外の森へと探索に出かけ、外の世界を初めて知りました。
道に迷っているところを青島裕子に保護され、子供たちの保護を計画している青島の引率でタカはアンズ、シロ、ミミヒメとともに施設がある島からそのまま船で脱出しました。
脱出後、タカは南方弥刀(みなみかたみと)、アンズは梅津乃亜(あめのうずめ)の名前に改名して社会復帰をします。
東京の上野のホテルで暮らし、その後2人は結婚しました。
その2人の子供が第3巻に登場したホテル王トトリです。
マルとキルコが旅の途中で出会ったホテルの支配人で、トトリはヒルコを同じ形状の心臓を持っています。
トトリが生まれたのは大災害の2年後で現在13歳。
トトリが言うことには、「自分はただの孤児で、気付いたら町の自警団に育てられていて、両親には会いたくないし探す気もない」と。
気持ちが良いものはお金になると悟ったトトリは「きれいな部屋と干したお布団をどんどん増やしてそのうち手伝ってくれる人を雇って、好みの客が来たら相手してお金を稼いでホテル王になる!」とマルとキルコに宣言します。今も自警団で宿泊業を運営しています。
3巻でトトリは自分の顔のことを「鏡を見れば両親がイケメンだった事くらいは想像がつきますけどね」と言っていました。
親であろうタカとアンズは顔が整っていたし、8巻ではタカがベビーカーに乗せたトトリと思われる子供を連れています。
またアンズは病気を発症してしまい、ヒルコ「アンジュラス」になっていました。
大きな蜘蛛のような姿で8本の腕を動かしまるでダンスをしているように見えます。アンズはダンスが得意だったので、アンジュラスはアンズで間違いないでしょう。
アンジュラスの近くをタカがベビーカーで移動する描写があるので、タカはヒルコになってしまったアンズに付き添っているのだと思われます。
タカはこのあとに病気を発症して鳥ヒルコになってしまったのでしょう。
第3巻、第17話「トトリ」の扉絵では、しゃがんでいるタカの上でアンズが逆立ちをして開脚をしています。「トトリ」の回でこの2人が描かれているので、2人の子供ですね!
まとめ
タカがなぜ鳥ヒルコになったのか、なぜ病気を発症してしまうのか。
まだまだ謎が多いですね。
民宿のおばちゃんは鳥ヒルコに刻まれて捕食されてしまいました、
鳥のヒルコになってしまったタカが可哀想すぎます。
この先、救世主が現れるのか気になります!
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