薬屋のひとりごと壬氏じんしの正体は宦官ではなかった!出生の秘密と母親の阿多妃についても

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「薬屋のひとりごと」の壬氏(じんし)は表向きは後宮の管理を担当している宦官です。

壬氏は自分を皇帝の実弟と思い込んでいて、宦官として後宮の仕事をしていますが、実は皇帝の実子(皇太子)でした。

年齢も偽っており、24歳ではなく実際は18歳です。

壬氏の容姿は女性と見間違うばかりの美しさで、下女、下級妃はもちろん、男性の武官からも夜の誘いがあるほどです。

壬氏の出生の秘密、彼の母親である阿多(アードゥオ)妃についても解説していきます。

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薬屋のひとりごと壬氏の正体は宦官ではない!

壬氏の宦官の仕事は主に後宮の管理運営です。

壬氏は皇帝の弟であることを隠して宦官として働いていますが、実は皇帝の実子でした。(壬氏は知りません)

とある事情で宦官として、後宮全体の管理や皇帝の妃の様子を伺っています。

皇帝の実弟は病弱という設定になっているので、実弟としてほとんど表舞台に立つことはありません。

やむを得ず公の場に出る際は素顔を隠しています。

宦官なのに去勢はしていない

後宮は女の園なのでそこで働く男性職員は全員去勢されています。

しかし壬氏の宦官は嘘なので、壬氏は去勢はしていません。

去勢した場合、男らしい体つきではなくなり体に丸みが出てくるなど女性らしい体つきになりますが、壬氏はマッチョで男らしい体つきをしています。

そのため薬を服用して男性機能の制御し、男らしさを隠そうとしています。

壬氏は皇帝の実子で皇太子

壬氏は自分が皇帝の弟だと思っていますが、実は父親は皇帝、母親は阿多妃で皇帝の実子なのです。(どうしてそうなったかの理由は後述します。)

壬氏は皇位継承者候補ですが、皇帝の座につくことは望んでいませんでした。

後宮の治安を保ち、良い跡継ぎ(東宮)を育てて皇位継承順位を下げ、皇位候補から外れたいと思っています。

そのため健康な東宮が育つよう、妃の選別もしていたのです。

現皇帝の弟の壬氏が素性を隠し、宦官として後宮内部に潜入した目的は宦官という役職と美しい容姿を利用して宮内の平和を保ち、裏切り者たちを見つけ出すためです。

そのため後宮内部に潜入するには宦官を名乗るしかありませんでした。

壬氏の出生の秘密!母親は阿多妃!

前述の通り、壬氏は皇帝と阿多妃の子供です。本名は華瑞月(カズイゲツ)といいます。「華」という文字を名に使用できるのは皇帝と皇帝の弟だけとなっています。

阿多妃は出産後、子供が産めない体になってしまった

母親である阿多妃は現在離宮に移り住んでいます。

それは阿多妃が壬氏を出産した際に子供が産めない体になってしまい、子供がいないためです。

当時まだ皇太子妃だった阿多妃の出産は、タイミングが悪いことに皇太后の2人目の出産時期と重なっていました。

先代の皇帝に幼女癖があったので皇太后は幼くして現皇帝を産むことになりました。

阿多妃のほうが先に産気づきましたが、幼い皇太后の出産に命の危険があったこと、皇太后の方が位が高いこともあって猫猫の養父である医官の羅門は皇太后につきっきりとなってしまいます。

阿多妃は無事に出産することができましたが、体に大きな負担がかかり、子宮を失って二度と子を産めない体になってしまいました。

阿多妃と皇太后が赤子の入れ替えを実行

阿多妃は自分の子供(壬氏)が先帝の息子と同じタイミングで生まれてしまったことで、今後も壬氏に不利益が出ることを恐れました。

それはどちらがより強く優遇を受けられるのかを、皇太后の出産と自分の出産を比べて実感したからです。

それならば壬氏と先帝の息子を入れ替えようと決断します。

しかも皇太后が幼女癖の先帝を憎んでいたこともあり、2人で故意的に取替えたのです。

皇太后も産まれた皇弟にそれほど愛情も持っていませんでした。

すり替えられた壬氏は皇太后の元で皇帝の息子ではなく弟として育てられることになったのです。

先帝の子(皇弟)は亡くなってしまった

先帝の子(皇弟)は阿多妃の子として阿多妃の元で育つこととなりました。

皇弟の世話係は、、阿多妃の侍女の風明(フォンミン)です。

風明の実家は養蜂場でした。そのため、蜂蜜が体に良いと思い込んでいた風明は良かれと思い皇弟に蜂蜜を与えてしまいます。

実は蜂蜜は1歳未満の子供にはリスクの高い食品です。

蜂蜜には有毒な成分、ボツリヌス菌が含まれていて1歳未満の赤ちゃんが摂取すると乳児ボツリヌス症にかかることがあります。

風明はそのことを知らず、皇弟に蜂蜜を与え続けてしまい皇弟は亡くなってしまいました。

壬氏の出生の秘密を知っているのは3人

壬氏の母親である阿多妃、父親の現皇帝、そして現皇太后はこの事実を知っています。

ちなみに現皇帝と阿多妃は幼馴染で現皇帝が即位する前から妃です。

原作に描写はありませんが、おそらく長年壬氏に仕えている高齢の水蓮、補佐の武官である高順も気付いているのではないかと思います。

そして勘のいい猫猫は彼らの様子と壬氏と阿多妃の容姿が似ているので、壬氏の正体はもしかしたら。。と推測しています。

まとめ

壬氏の母親が阿多妃だとは驚きました!

感のいい猫猫が壬氏の正体に気づくのは時間の問題のような気がしますね。

壬氏が自分の出生の秘密を知るときはどう知るのでしょう。

ますます目が離せません!

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