「薬屋のひとりごと」で壬氏は園遊会に姿を現せませんでした。それは自分の身分を隠すためでした。園遊会で猫猫は4人から簪をもらいましたが、意味も分からずもらってしまいます。
実は簪を渡すということは結婚やプロポーズの意味もあるようですが、4人からもらった簪にはそれぞれに違った意味がありました。
猫猫に簪を渡した側の考えとは何だったのでしょう。
園遊会に壬氏がいなかった理由、それぞれの簪の意味、壬氏が別に持っていた麒麟の模様の簪について解説していきます。
薬屋のひとりごと園遊会に壬氏がいなかったのは何故?
園遊会は年2回、宮廷の庭園にお偉い方が集い様々な出し物が行われ食事も振る舞われます。
皇帝には后がいないので後宮の上級妃4夫人が一堂に会しますが、壬氏は身分を隠してるため出席できませんでした。
壬氏は身分を隠すため隠れていた
壬氏は身分を偽り宦官として後宮で働いています。
本人は皇帝の弟だと思っていますが、本当は皇帝の実子(皇太子)です。
園遊会では主上のいるところに席が3個用意されていました。
その席は主上、皇太后(主上の母親)、皇弟(主上の弟)の分です。皇弟(壬氏)は隠れて欠席していたので空席となっていました。
宮廷内には幼い頃の壬氏を見知ってる人物がいるでしょう。うろついていると怪しまれるので隠れていたのだと思います。
壬氏の出生の秘密についてはこちらに記述しています。
壬氏は猫猫の毒見のあと姿を現した
猫猫の園遊会での毒見が終わり、口をゆすいでいるところにに壬氏は姿を現しました。
猫猫は自分がもらった簪とは別の簪を壬氏がしていることに気づきます。
「新しい簪?そういえば襟元が少し乱れている。いつものきらきらした雰囲気が無い。もしや、宴席に出ず、いかがわしいことでもしていたのか。」
猫猫は勝手に壬氏の武官の情事を想像していました。花街育ちの猫猫らしい想像ですね(笑)
壬氏は園遊会の最中、身を潜めて隠れていましたが猫猫が毒を発見したと聞いて、心配で飛んでやってきたのではないでしょうか。
服が乱れていたのも慌てていたからだと思います。
壬氏が猫猫にあげた簪と麒麟の模様の意味について
園遊会での簪の受け渡しの場面を見て、桜花は猫猫へ簪の意味を説明しました。
それは3つありました。
1つ目・優秀な人材を勧誘する為
2つ目・代わり(目印、マーキングのようなこと)
3つ目は「違う意味もある」とニヤニヤともったいぶって話す桜花。
恋愛にほぼ興味がない猫猫に食いつて欲しかった様子ですが、関心がない猫猫は聞き流してしまいました。この時の桜花の表情から3つめは恋愛事だとわかります。
その後の園遊会で猫猫は4人から簪、首飾りをもらうことになりますが、桜花がもったいぶっていた意味は結婚やプロポーズでした。
簪の意味を理解していない猫猫は深く考えることもなく受け取っていましたが、実は4人それぞれに意味がありました。
簪を渡す=全てに好意があるという意味ではありませんでした。
玉葉妃の首飾り=周囲に周知させるため
玉葉妃は園遊会へ向かう前に猫猫へ簪ではなく首飾りを渡しました。
「いい?あなたは私の侍女なんだからね。」
玉葉妃は「猫猫は自分の侍女だ」と周りに周知させる意味があったのだと思います。
それと同時に侍女としての自覚も持って欲しかったのでしょう。侍女をやめる場合は結婚の時ぐらいだと思います。
「変な男に引っかかって結婚などで自分の侍女をやめないでね。」という意味が込められていると思います。
壬氏の男物の簪=謝罪のため
壬氏は、猫猫が後宮に入ることになった理由、普段そばかすを描いている理由を知り、今までの自分の行動を反省しました。
そして照れながら謝罪の意味を込めて「申し訳なかった。やる。」と猫猫に男物のかんざしを渡しました。
髪に挿された猫猫は「痛い」と言って意味が分かっていない様子でしたが、素直に受け取ります。
壬氏はずかしそうにその場から去りますが、その様子を見ていた玉葉妃は「私だけの侍女じゃなくなったじゃない」といい、周りの侍女たちも別の理由を知っているのでニヤニヤしています(笑)
壬氏は頬を赤らめて立ち去ったのは別の理由も知っているからなのでしょうね。
別の理由とは簪=結婚の意味です。この場面で簪が結婚の象徴であることが示されていました。
李白からの簪=参加賞
猫猫は園遊会で初めて会った李白から突然簪を渡されます。
李白が園遊会でたくさんの女官に簪を配っている様子を見ていた猫猫も受け取りました。
「俺、李白っていうからよろしく!じゃあな!」
その様子を見ていた梨花妃が「参加賞」と言っていました。
李白は社交辞令でたくさん簪を配っていたようです。用意するのも大変そうですね笑
後日猫猫が簪を使って実家に帰ろうとした時に、「本気にしてもらっちゃ困る」と言っていました。
義理で配って、いい人がいたら付き合いたいと思っていたのではないではないでしょうか。
義理チョコ感覚なのかもしれませんが、相手も本気にしないと思って初対面の人にも簪を渡すとは軽い男ですね(笑)
梨花妃からの簪=感謝の意味と牽制
猫猫は梨花妃に挨拶した際に、頭に簪を挿されました。
「用事はこれだけ。ごきげんよう。」そう言って去っていきます。
猫猫の首にはすでに玉葉妃からもらった首飾りがあります。
玉葉妃の侍女たちは「あーあ、これは玉葉さま拗ねるどころじゃないかもね。」と玉葉妃の事を心配しています。
梨花妃が簪をあげたのは以前自分を助けてくれた感謝の意味と猫猫は玉葉妃だけのものではないという玉葉妃に対する勢威の意味もあるのではないでしょうか。
麒麟の簪は皇族しか身に付けられない
園遊会が終わり、壬氏が高順に「隠れていたのでご身分に気付くものはいないかと」と言われている場面がありました。
ポイっと投げた簪には麒麟の彫り物の模様がありました。
ちなみに麒麟はあの動物園にいる麒麟ではありません。
中国神話に現れる伝説上の動物の一種で、皇族と深いかかわりがあります。
宦官なのに麒麟の簪を身に着けており、高順に叱られていました。
麒麟の簪は皇族しか付けられないものなので、壬氏の正体がばれてしまう可能性があったためです。
まとめ
簪にそれぞれ意味があるとは知りませんでした。
知った上で漫画を読み返すとまた面白さが違います!
それしても猫猫はみんなからモテモテですね♡
壬氏が渡した簪の意味が実はプロポーズだったら、、、なきにしもあらずですよね。
今後の展開が楽しみです!
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