「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のC.H郵便社の自動手記人形のエリカ・ブラウンはドールの仕事をしながらも、将来は劇作家になりたいという夢を持っています。
エリカは自動手記人形のリーダーのカトレアの部下ですが、大人しい性格で人見知りのところがあり実際に業務でも依頼者とのやり取りでうまくいかないケースが多く日々悩んでいます。
そんなエリカはある脚本家に弟子入りして、夢を叶えて劇作家になっていました。
弟子入りした理由と実は片思いをしていた好きな人について解説していきます。
ヴァイオレットエヴァーガーデン・エリカが弟子入りしたのは何故?
エリカは眼鏡をしていますが、実は伊達メガネです。
視力は悪くないし、おしゃれでメガネを掛けている理由でもない。
自分に自信がなくて隠しているようにも感じますね。
アニメ版ではいつもどこか自信がなくて頼りないエリカですが、劇場版では大きく成長した姿を見ることが出来ました。
これは夢を叶えるために勇気を出して脚本家に弟子入りしたからです。
エリカの夢は何だったのでしょうか。
エリカは小説家になりたかった
エリカは昔に読んだ物語に感動したことがきっかけで小説家になりたいという夢を持っていました。
自動手記人形になったのは人の心を動かす文章を書くための勉強でもありました。
気の弱さから思うようにドールの仕事が出来ず夢を諦めかけますが、自動手記人形になることを諦めないヴァイオレットを近くで見ているうちに夢を叶えるために熱意を取り戻します。
エリカは劇作家になって夢を叶えた
エリカはC.H郵便社を退社して、人気劇作家オスカー・ウェブスターに弟子入りしました。
ヴァイオレットの後ろに隠れていたエリカはオスカーの前に身を乗り出し、初めて会うオスカーに勇気を出して「何でもやりますから!」と言っているシーンは印象的でした。
何か新しいことを始める時は大きな勇気が必要です。
はじめの一歩を踏み出すエリカに勇気づけられました。
オスカーは明るい笑顔で初めて会うエリカを受け入れていました。
エリカにオスカーを紹介したのはヴァイオレットでした。
詳しくは後述に記載しています。
劇場版では見た目も大人っぽくなって、小さな劇場で自作の脚本を上演するまでになっていました!
前髪ぱっつんのおかっぱから前髪を上げたお団子ヘアで、喋り方もハキハキしていました。
自分で夢を叶えたエリカの成長した姿を見ることが出来ました。
一週間後に上演されるお芝居にC.H郵便社のメンバーを招待していましたね。
再会したC.H郵便社のメンバーもエリカのことを祝福していました。
本当にC.H郵便者の同僚はいい人たちばかりです!
劇場版 #ヴァイオレット・エヴァーガーデン
祭りの屋台巡りで登場したエリカはTVでカトレアやヴァイオレットの定位置だった真ん中にずっと映る。
勇気を出して目標に向かって歩んでいる彼女は華やかなドールの衣装を着ていた時よりも輝いてる。
左から現れて右へ去ることで力強い歩みがより伝わる。 pic.twitter.com/7n334PzqA4— tsun (@tsuntsuku2) January 29, 2021
脚本家オスカーはヴァイオレットの初仕事の依頼人
エリカが弟子入りしたオスカーはヴァイオレットの初仕事の依頼人となった人です。
オスカーは妻と一人娘と幸せに暮らしていましたが、最愛の妻が突然死してしまいました。
遺伝性の病気を持っていた彼女はオスカーにその事を伝えられず亡くなりました。
オスカーは妻が亡くなったあと「なんで」という思いにとらわれますが、今度は一人娘が妻と同じ病気になり亡くなってしまいました。
絶望の底に叩き落とされたオスカーは数年間、酒と薬に溺れる毎日を過ごします。
かつての仕事仲間から演劇の脚本の仕事を依頼されますが、長年の酒と薬の後遺症で手の震えが残ってしまい執筆が出来ない状態でした。
そんな時、仕事仲間から自動手記人形を教えてもらいます。
そこへ派遣されてやって来たのがヴァイオレットでした。
ヴァイオレットにとってオスカーは初めての依頼人だったのでした。
エリカが好きな人は誰?
アニメ版では最終回では戦争が終わり、航空祭で亡くなった方や伝えたい人に手紙を書きました。
エリカは最近好きになった?ベネディクトに手紙を書いていました。
っていうかいつの間に片思いしていたのwww
エリカはベネディクトみたいな人がタイプだったとは!
匂わせるシーンがなかったので驚きました!
劇場版では2人に進展があるのかと期待していましたがありませんでしたね。
エリカとベネディクトが再開するシーンがありましたが、他の元同僚と同じように接していました。
夢を叶えたエリカは気持ちに変化があったのかもしれないし、今は仕事に集中したい時期なのかもしれませんね。
まとめ
エリカは自信が持てず押しが弱い性格ゆえ、エリカの代筆には、エリカの弱さが反映されてしまい、ドールの仕事の出来栄えもパッとしない。
それによりさらに自信喪失にという悪循環。ドールの仕事を長く続けてて、そんな自分にも嫌気がさしている。
エリカは最初ヴァイオレットの事が好きという訳でもなかった。
ただその機械のような、正確で精密な行動が理解できませんでした。
それでもエリカはひたむきなヴァイオレットの様子をみて、ドールを続ける理由を、初心を思い出し、ドールの仕事に向き合い直しました。
アニメ版ではエリカの気持ちの揺れが描かれていましたが、劇場版では大きな成長をみせてくれました。
これからどんな脚本家になっていくのでしょうか。
エリカの今後が気になります!
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