ヴァイオレットエヴァーガーデンギルベルト少佐は生きている!愛しているの意味は?

アニメ

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のギルベルトは少佐に昇任した際に、兄のディートフリートから「こいつは武器、道具になるから好きに使え」と孤児の少女兵ヴァイオレットをお祝いとして贈られました。

ギルベルト少佐は親代わりとなってヴァイオレットに文字や計算の仕方なども教えました。

ヴァイオレットはギルベルト少佐の部隊隊員として従い、戦う道具としての才能を発揮していくのですが、その姿にこのままでいいのかとギルベルト少佐は葛藤を抱くのです。

敵兵に狙撃され戦士したと思われていたギルベルト少佐は生きていました。

ヴァイオレットに言った「愛している」の意味についても考察していきます。

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ヴァイオレットエヴァーガーデン・ギルベルト少佐は生きている

ギルベルト少佐は作戦成功を知らせる信号弾を打った際に、隠れていた敵兵に狙撃され、右目を負傷します。

即死ではないものの、肩を貸してもらってやっと歩けるほどの瀕死の重傷を負いました。

アニメの中では、ギルベルト少佐が瓦礫に押しつぶされてその姿が見えなくなるという回想シーンが何度も登場しました。

ギルベルト少佐の遺体は確認されておらず、遺体不明のため、未帰還扱いのままお墓だけが建てられました。

ヴァイオレットはどこかでギルベルトが生きていることを信じ、ただ彼を想う日々を過ごしていました。

しかし実はギルベルト少佐は生きていて、両腕を失うという重症のヴァイオレットが病院で目を覚ます頃には、すでに退院して行方をくらませていたのです。

ギルベルト少佐も右目、右足を失う重症ではありましたが、実は無事だったのでした。

https://twitter.com/violet_doll1001/status/1348109391778766848?s=20&t=pUdD3i5Y8t1yY2Tw2FY8iA

ギルベルト少佐は名前を変えて生きていた

劇場版で明らかになりましたが、ギルベルト少佐は右目と右足を失い、「ジルベール」という名前である島で先生として暮らしていました。

戦争の終結を機にギルベルトは自身を死んだことにして、新しくジルベールとして生きていくことにしています。

ある少年から手紙を書いて欲しいと頼まれ手紙を代筆しますが、その手紙は宛先不明で郵便局へ戻されていました。

倉庫で手紙の仕分けをしていたホッジンズがその手紙を発見し、筆跡がギルベルト少佐にそっくりだと気づきます。

そしてホッジンズとヴァイオレットが島を訪れますが、ギルベルトはヴァイオレットに会うのを拒絶しました。

https://twitter.com/nzr28/status/1448282310432804880?s=20&t=pUdD3i5Y8t1yY2Tw2FY8iA

ギルベルト少佐がヴァイオレットを迎えに行かなかったのは何故?

ギルベルト少佐は生存していたのにも関わらず、ヴァイオレットを迎えに行こうともしませんでした。

ギルベルト少佐が姿を隠している理由は、戦場で戦う道具・少女兵として扱われていたヴァイオレットに、普通の少女として幸せに人間らしく生きてほしいと望んだからです。

もう軍の武器ではなく、自分の命令に従う道具ではなく自分の意思で自由に生きて欲しいからなのです。

ギルベルト少佐は、自分が生きてると知るとヴァイオレットは再び自分の命令を待つ兵器のままで、人間にはなれないとわかっていたのです。

自分が生きた痕跡を徹底的に絶ち、ギルベルトはまた違う道を歩むことを決めたのです。

ギルベルト少佐の愛しているの意味は?

ギルベルト少佐が「愛している」と言ったことで、ヴァイオレットは「愛している」を知りたくて自動手記人形になりました。

「愛している」を言われなかったらヴァイオレットはいつまでも少佐の指示を待つ少女兵だったかもしれません。

ヴァイオレットの人生を変えたギルベルト少佐の「愛している」の意味は何だったのでしょうか。

ギルベルト少佐・愛しているの場面

ギルベルト少佐がやられてしまっている姿をヴァイオレットは目撃し、一目散にギルベルト少佐の元へ向かいます。

ギルベルト少佐を安全な場所へと連れて行った頃には、敵からの攻撃によってヴァイオレットの両腕は落ちてしまっていました。

その時にギルベルト少佐がヴァイオレットに言った言葉、それは「私の事は置いて、逃げて、自由に生きなさい」という言葉でした。

それに対してヴァイオレットは「少佐を置いて一人で逃げる事は出来ない」と言います。

両腕がないので口でくわえて必死にギルベルト少佐を救助しようとしました。

そんなヴァイオレットを見てギルベルト少佐は、「愛している」という言葉を呟きます。

この言葉がギルベルト少佐の最後の言葉になりました。

少佐の愛しているの意味は?

ギルベルト少佐にとってヴァイオレットは、初めて会った時から周りの言う「道具」そして「武器」などではありませんでした。

本当は、ギルベルト少佐はどうしようもなくヴァイオレットを愛しています。

最初はただの部下として見ていた少女兵が、自分の中で大切な存在となり、「愛している」と思うほどになってしまったのでしょう。

この時のヴァイオレットは「愛」という言葉の意味が全く理解が出来ませんでした。

道具や武器として生きてきたので、感情が分からなったのです。

4年にわたる戦争が締結した後、ヴァイオレットは、ギルベルトの友人のホッジンズ社長のもとで、自動手記人形(ドール)として働きました。

人の心がわからないヴァイオレットは最初、報告書のような手紙しか書けませんでしたが、それでも依頼者に向き合うことで、人の心には表と裏があり、口に出したことがすべてでないことを学んでいきます。

ヴァイオレットは、ギルベルトに会うことを諦めて手紙だけを残し、島を去ることにしました。

「わたしは今、愛しているも少しは分かるのです…」

ヴァイオレットは少佐の「愛してる」が知りたくて自動手記人形になりました。

そして4年の間に様々な手紙を書いていくうちに「愛してる」を知りました。

今度はヴァイオレットが「愛してる」を少佐に伝えなければなりません。

その手紙を子どもたちから受け取って読んだギルベルトは、必死にヴァイオレットを追いかけます。

すでに船に乗り込んでいたヴァイオレットは海へダイブwww(ここはちょっと笑ってしまいました)

崖から転がり落ちて走ってきたギルベルトとようやく海で再会することが出来ました。

そしてヴァイオレットに「愛している。そばにいてほしい。」と伝えたのです。

まとめ

まさかギルベルトが生きているとは予想しなかった私は、言葉で言い表せないほどの感動でした。

ヴァイオレットに一人の女の子として幸せになってほしいと考えていたギルベルト少佐。

「ヴァイオレット」という名前を彼女に名付けたのも、ギルベルト少佐でした。

そのヴァイオレットはギルベルト少佐から聞いた「愛している」という言葉の意味をずっと探し続けることで生きてきました。

劇場版の最後がハッピーエンドで本当に良かった!

涙が止まりませんでした。

一人でも多くの方に見ていただいたい作品です。

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