「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のベネディクトはC.H郵便社で配達員をしていて、金髪で青い目をしていています。
作品の登場人物で金髪&青い目はベネディクトとヴァイオレットだけです。
顔立ちも似ていることから作品を見た方の中にはヴァイオレッとはベネディクトは兄妹なのではないか?と噂があります。
アニメ版、劇場版とも兄妹については触れられていませんが、兄妹と思わせる記述が原作にはありました。
ベネディクトの過去についてもあわせて解説していきます。
ヴァイオレットエヴァーガーデン・ベネディクトに兄妹がいる?
ベネディクトはヴァイオレットの面倒をよくみていて放おっておけないのか、いつも気にかけています。
面倒見のいいお兄さんといった感じです。
容姿も似ていることから兄妹なのではと言われていますが、本当に兄妹なのでしょうか。
ベネディクトには妹の記憶が無い
原作にはベネディクトに生き別れた妹がいると書かれていました。
しかしベネディクトは自分と同じ髪と目の色を持つ妹がいたこと以外の記憶を失っていました。
顔も名前も忘れてしまっていました。
後述に記載していますが、ベネディクトは戦闘兵器の訓練を受ける際に薬物を投与されてました。
その副作用で記憶を失っているのです。
ベネディクトとヴァイオレットの共通点とは?
ベネディクトは自分に妹がいたことだけを覚えていますが、ヴァイオレットもディートフリート大佐に無人島で拾われた時、自分の名前、両親については覚えておらず記憶喪失でした。
そして2人は超人的な戦隊能力を持っています。
ベネディクトは別大陸では「バトル・ハングリー・フリーク(戦闘狂)」の異名を持った元傭兵という過去を持ち、傭兵界隈ではかなりの有名人だったのです。
「武器」として戦ってきた経験からベネディクトの戦闘能力が高いことをヴァイオレットは見抜いています。ヴァイオレットを命の危機から救う場面もありました。
一方のヴァイオレットは前線の一兵士としてはあまりにも並外れたその戦いぶりで瞬く間にライデンシャフトリヒ陸軍全体に知れ渡ることになり、敵味方の双方から「ライデンシャフトリヒの戦乙女」「ライデンシャフトリヒの戦闘人形」などといった二つ名を冠されるまでに至っています。
このようにヴァイオレット・エヴァ―ガーデンとベネディクト・ブルーは似たような過去を持っています。
2人が同じ場所で戦闘兵器として訓練を受けていた可能性はありますね。
やっぱヴァイオレットとベネディクトって兄妹なんかなぁ…#ヴァイオレット・エヴァーガーデン pic.twitter.com/HRIT3tz4zp
— FMJ (@FMJ_violet_1101) November 29, 2021
ベネディクトの傭兵の過去とは?
ベネディクトと妹はある犯罪組織によって誘拐されました。
そこは戦闘任務でも耐えうる人材を一から作っている所で驚異的な身体能力を獲得する代わりに毎日薬物を与えられ、そのせいで記憶を失っていきました。
お互いを忘れることを恐れた兄妹は島から脱出しようと小舟で海に乗り出しますが、舟が転覆して、離れ離れになってしまいました。
ベネディクトは陸地へ流れ着きましたが、自分と同じ髪と目の色を持つ妹がいたこと以外の記憶を失っていました。
妹を探すために傭兵となったベネディクトは大陸戦争を生き抜き、そして戦場で倒れていたところをホッジンズに助けられました。
ベネディクトは瞳の色がブルーであることから、自らを「ブルー」と名乗っていましたが、ホッジンズから「ベネディクト・ブルー」という名前をもらいました。
戦後はホッジンズ社長に拾われてC.H郵便社の配達員になりました。
そこで人間らしい生活をおくるようになり、少しずつ記憶を取り戻しているのです。
C.H郵便社ではヴァイオレットにも出会いました。
現在は同僚のヴァイオレットを「ヴィー」と呼んでまるで実の妹のように可愛がっています。
まとめ
お互いに恋愛感情ではないけれど、同僚や友達よりも大切に思っています。
もし2人が本当に兄と妹だったとしたら、ホッジンズを通じて運命の再会を果たしたということになるかもしれません。
いいところ持っていきますね!ホッジンズ!
ベネディクトはただのチャラ男かと思っていましたwww
こんな過去を持っていたなんて…これはアニメ化しないともったいないですよね。
作品により一層深みが増しますし、新しい見方も出来ます。
何度も見たくなる本当にいい作品だなと思います。
そしてDVD/Blu-rayのブックレットに原作者・暁佳奈さんのコメントがありました。
「2人が並ぶとまるで兄妹のようだと思われませんか?」 と。
はっきり兄妹とは言っていませんが、やっぱりそういう事でいいんですよね!?
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