天国大魔境・医者迫田の正体は猿渡!目的やキルコの回想などを考察

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天国大魔境でキルコが探している医者の名前は迫田で正体は学園の保険医である猿渡だとわかりました。

桐子の体に脳移植された春希はキルコと名乗り、便利屋をしながら脳移植をした医者と兄貴的な存在だったロビンを探します。

ロビンに会ったキルコ(春希)は医者の名前が迫田だと聞かされました。

迫田(猿渡)について、彼の目的は何なのか考察していきます。

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天国大魔境・キルコが探している医者の迫田の正体は猿渡だった!

大地震から10年後、東京の浅草で人食いヒルコに襲われた春希が姉の桐子の体に脳を移植されます。

脳移植した医者を探すキルコですが、第6巻で兄貴分のロビンから浅草レース場にいた医者が迫田だという名前だと聞かされました。

医者の迫田の正体は猿渡!

浅草レース場でレースで怪我をした桐子の治療していた医師の迫田。

この医者の正体は、高原学園の保険医・猿渡でした。

2人の共通点についてですが、一番分かりやすいのは顔の傷あとです。

第6巻で施設への空爆によって猿渡は左の眉の上を怪我しています。そしてキルコの回想シーンでは医者の同じ場所に傷があります。

決定的だったのは第8巻でナタ=上仲学園長の発言により猿渡がお父さんと折り合いが悪く母方の姓を名乗っていることが分かりました。猿渡の本当の名前は迫田照彦。

迫田は浅草レース場でレースで怪我をした桐子の治療しているなど、医者としてそこにいるようでした。

迫田は人食いの研究をしているとか人体実験わしているとか疑われ、ロビン(稲崎露敏)に調査されているなど、いろいろとグレーな噂はあったようです。

人食いヒルコが浅草レース場に現れて、春希と桐子が襲われて以来、姿を消してしまったとされ、消息は不明となりました。

猿渡は脳移植の技術を持っている

猿渡は、もともと上仲園長の側近で、上仲園長も猿渡と良好な関係を築いていたように思われます。周りからも、時期園長は猿渡と言われていました。

上仲学園長はもともと、自分の脳を学園の子どもの誰かに移植させる予定でした。

あめのぬぼこ以降に訪れるであろう自分が作り上げた天国をその目で見るには、上仲園長自身の寿命が足りないからです。

猿渡は学園にいた頃、上仲園長の脳を学園の生徒の1人であるナタの体に移植しており、春希の脳を桐子の体に移植する技術を持っていることは明らかです。

あめのぬぼこのあと猿渡は行方不明になった

高原学園が爆撃されたあと、学園には猿渡のほかにトキオ、コナ、オーマ、クク、ミチカの計6人がいました。途中から園長の夫である上仲永吉が加わっています。

初めは、大人1人で食料もどんどんなくなっていき、子供たちの世話をするのがかなり大変な様子でした。

けれども上仲永吉に「みんなのお父さんみたいですね」と言われて、子どもたちのお父さんになろう、と新しい目標に向けて生きていくことになります。

猿渡はもともと引きこもりでした。学園でも誰かの指示で動いてきた猿渡が、自分の意志で何かを目指すようになっていったのです。

見た目は色黒マッチョにwwwそれにしても見た目が変わりすぎていました。

そしてその後、あめのぬぼこが来てからの猿渡については一切情報がありません。

子どもたちの「お父さん」になろうとしていた猿渡は子どもたちに愛情を感じ、大事にしていたはずです。

あめのぬぼこからおよそ数年後、オーマ、クク、ミチカは猿渡とは別れているようで、3人だけで行動している様子が見られました。

このことからも猿渡は何らの事情で施設を出て、トキオ、コナ、そしてその子どもと一緒にいた可能性が高いのではないでしょうか。

猿渡の目的を考察

猿渡は人食いヒルコの研究をしているのでは?とか、人体実験をしている?などロビンに調査されていました。

猿渡は人食いヒルコが現れた際に近くいる、または擁護するような言動があったのかもしれません。

もしかしてその人食いヒルコは一緒にいる子供たちの内の誰かかもしれません。

そうなると浅草レース場で春希を襲って下半身を食べた人食いヒルコは、トキオかコナかその子供の可能性が高いと思います。

猿渡は人食いヒルコへ姿を変えてしまった子を守りたかったのかもしれません。

第3巻で浅草レース場付近で行方不明者が多数出ているという話がありました。

猿渡が人をさらって人食いヒルコに食べさせていた可能性もあります。

また同時に人食いヒルコの研究も行っていたかもしれません。大事な子供たちが人食いヒルコになってしまったからといってそこで見捨てるはずがないと思うのです。

ヒルコが人食いにならないように、シロ(宇佐美)がやっていたような延命処置をやっていて、それで変な噂がたった可能性もあります。

子どもたちははまだ人食いの異形にはなっておらずもしくはなりかけていて、密かに人食いのヒルコを探し出して一部を切り取り、子どもにつなげて延命させようとしていたのかもしれません。

キルコにマルを預けたミクラ(ナタ=上仲学園長)は、マルに自分と同じ顔の人間に注射を打つように言いました。これは、猿渡と一緒にいる子どもが病気にかかっていることを知って、何らかの助ける方法を発見し、それを届けようとしたのではないでしょうか。

そうなるとマルが探しているのは、トキオかその子供ということになりますね。

まとめ

行方不明の迫田(猿渡)、トキオやコナまたその子供はどうなったのでしょうか。

情にあつい猿渡が子供たちを見捨てるとは考えにくく、やはり人食いヒルコと化した子どもと一緒にいる可能性が高そうです。

物語のキーマンの猿渡の今後から目が離せません。

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