天国大魔境上仲園長の目的天国とは?正体はナタでミクラ!

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天国大魔境の高原学園の学園長・上仲詩乃は子供を外界から遮断して育てています。

学園長はAIミーナが予言した未来を信じて「天国」を築こうと壮大な計画を実行していました。

上仲学園長の目的である天国について、ミクラ(ナタ)の正体が学園長だったことについてまとめて行きます。

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天国大魔境・上仲園長の目的の天国とは?

上仲学園長は自分自身も未来の天国を見るために計画を企て実行します。

いつも車いすで行動していますが、急に立ち上がってダッシュしたり、戦士の武器に「スーパービーム」とダサい名前をつけたりと笑えるキャラクターです笑

高性能AIミーナの予言とは?

ミーナは施設全体を管理するマザーコンピューターです。会話が可能で見た目は裸の女性の体です。

ミーナは学園長の上仲詩乃の親友の大手企業の社長令嬢の今永美咲からの資金援助から開発され「高性能AI」です。

2000年にミーナは2024年11月11日に地球に小惑星が衝突すると予言しました。

小惑星の衝突はただの予言ですが高性能AIが出した予言でもあるため、上仲学園長は「あめのぬぼこ」の「お迎えの日」と信じ、衝突に備え準備します。

たびたび上仲学園長のセリフで出てくる「あめのぬぼこ」と「お迎えの日」ですが、「あめのぬぼこ」とは地球に衝突する小惑星の名前、「お迎えの日」は「あめのぬぼこ」をお迎えする日(衝突する日)です。

天国は上仲学園長の理想の施設

「天国」を造る計画は、「お迎えの日」に合わせてに進められていました。

衝突に備え、島にシェルターとなる秘密の施設(高原学園)を作ったのです。

学園長の目的は「大災害後の世界に天国をつくること」でした。

それを目的に子供たちを誕生させ、天国を創り上げるあげることを目的に教育をしていました。

学園内はミーナが全体を監視しています。気温が一定に保たれていて、クローン肉、クローン植物がありそれが子供たちの食料となっていました。プールは衝突に備えシェルターになっています。

性別の概念は無し、あらゆる免疫を備えている病気のない子供は学園長の「天国」といえる環境を作り上げていました。

高齢の自分自身も未来の天国を見るためにある計画を企て実行します。

ミーナは別の目的を持っている?

ミーナは上仲学園長の良きサポートをして動いていますが、もしかして他の目的があるのでは?と思う部分がありました。

トキオがククと一緒に赤ちゃんを見に行った時やトキオとコナが逢瀬を重ねている時、学園内の防犯カメラには生徒の姿が映っていませんでした。ミーナからいくらでもシステムを操作することが出来ます。

ミーナの目的はトキオとマルの子供?だから意図的に隠蔽したのか。

学園内の生徒は病気を発症して死亡後にヒルコになってしまいますが、これは上仲学園長の計画には予想外の出来事です。

しかしミーナは第6巻でミーナ「外の外に到達することがヒルコである皆さんの役割です」とヒルコについて話しています。

ミーナは生徒たちが死亡後にヒルコになることを知っていたことになりますよね。

とても怖いのですが、学園長とは違う独自の目的を持っているのかもしれません。

上仲園長の正体はナタでミクラだった!

マルをキルコに託した「ミクラさん」と上仲学園長は、同一人物です。

学園が自衛隊に空爆された際、上仲学園長は延命するために脳を移植する予定だったトキオの子供を奪おうとしましたが、トキオの硬化能力から腕を離せなくなってしまいました。

そこで思いついたのが空爆により意識を失くしたナタの体に、脳移植をすることでした。

上仲学園長はナタに脳移植した

ナタはプールで頭を怪我をした後、処置室に連れていかれました。

処置室で眠るナタの頭の周りには血がたくさんついていますが、血の量がプールの怪我からは想像しにくい量でした。おそらくここで脳移植が実行されたことが行われたのでしょう。

この後ナタは、自衛隊により保護され「三倉まなか」と改名し大阪で生活をします。

三倉まなかが学園長の記憶を取り戻したキッカケは、後に「キル光線」(キルコが持っている)となる「スーパービーム」(上仲学園長が名前をつけた)を手にした時でした。

「キル光線」はもともと政府の惑星衝突回避作戦を妨害する戦士が持っていた武器です。

戦士が落とした武器をマコが拾い、そのままリュックにいれてナタが寝ていた病室に置きました。

ナタはキル光線を初めて目にしたときに「スーパービーム…諦めません、勝つまでは」と衝撃的なセリフをつぶやいています。

学園の子供が学園長が付けた名前を知っているわけがありませんね。

ミクラが謎の病で死亡

第7巻でキル光線とマルをキルコに託し、ミクラが謎の病で死亡しました。

「マルを守って、天国へ」と遺言ともとれる言葉を残して、、、。

このキル光線はミクラがキルコに渡しているので、ここからミクラ=三倉まなかだと分かります。

ナタ⇒三倉まなか=上仲学園長ということです。

死ぬ間際にミクラが「ああ死ぬ…死んでしまう…今度こそ本当に純粋に」と考えていることは、ミクラの頭の中に学園長が入っていて、かつてナタの体に入って延命したと考えると筋が通ります。

ミクラが園長であることが判明したあとの第8巻の表紙では学園長をイメージする車いすに座っているミクラが描かれていて、改めてミクラ=園長であることがわかります。

ミクラさん(学園長)はキル光線をキルコに託し、マルに「薬の入った注射」を託しました。

同じ顔をした人に注射をすると「みんなが助かるかもしれない」とマルに説明していました。

マルに託した注射は学園長の目的である天国を実現化するアイテムなのか?

マルに託された注射がどのような意味を持っているのか最後まで注目です。

「諦めません勝つまでは」は学園長が死んでしまったあともまだ進行中のような気がします。

まとめ

ナタに脳移植され寿命が延びた上仲学園長ですが、病気を発症するかもしれない学園の生徒への脳移植は本望ではなかったでしょう。

死んでしまう前にまた新しく脳移植を考えなかったのか。謎の病で亡くなっているので時間がなかったのでしょうか。

最終的に上仲学園長の夢が達成される事になるのか?

AIのミーナもまだ何かを持っていそうです。

結末まで、見逃せないですね!

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