天国大魔境宇佐美はシロで星尾はミミヒメ!最後もネタバレ!

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天国大魔境の宇佐美医師は絶望的な病気を発症した星尾に常に寄り添い続けました。

宇佐美は壁の中の子供・シロの成長した姿で星尾はミミヒメでした。

シロとミミヒメの物語はシロがミミヒメだけのことを想い続けた純愛物語だったと思います。

宇佐美(シロ)、星尾(ミミヒメ)と最後についてネタバレしていきます。

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天国大魔境・宇佐美はシロで星尾はミミヒメだった

宇佐美医師は成長したシロで星尾はミミヒメでした。

宇佐美とシロは外見、雰囲気も似ています。髪型以外www

ウブなシロと純粋なミミヒメは学園の中でも仲の良い2人でした。

学園の外に出たあとミミヒメが病気を発症するなんて……

宇佐美医師とシロの共通点

宇佐美とシロはものづくりが得意なこと、左ききであることが共通点です。

シロは学園で精密な機械工作をしていました。宇佐美は患者の義手、義足を作り延命装置も作っています。また、シロは第6巻でミミヒメをかばった際に左腕に傷を負っていますが、宇佐美も左腕に傷があります。

第7巻でシロが「僕は他人がどんな顔してるかなんて興味がないんだよ(ミミヒメ以外)」と言っていて、第4巻では宇佐美が「あいにく他人の顔に興味が無くてよくわからん」と述べています。

決定的なのは後述に記載しますが、ミミヒメがシロにあげた学園の制服のボタンを第6巻で宇佐美医師が持っていたことです。

シロは前髪ぱっつんのマッシュルームカットですが、ミミヒメから「前髪を何とかして、顔をみえるようにほしい」というお願いに答えた結果が、宇佐美のオールバックヘアーですね。

星尾とミミヒメの共通点

ミミヒメには予知能力がありました。「外からふたりの人間が自分を助けに来てくれる。そのうちの1人はトキオと同じ顔をしている」と。

外(空)を見たがったり、切ったり刺したりを嫌がることは星尾との共通点です。

そして施設の外の世界で生活するために与えられた名前が「星尾あかり」(不滅教団の女性と同名)です。

ミミヒメ=星尾あかりで間違いないですね。

ミミヒメはシロに新しい名前を聞くのですが何故か教えてもらえませんでした。

シロとミミヒメの関係は恋人?

シロは一人で部屋にこもり、械工作をするのが好きですが、何故かミミヒメのことが気になり、彼女を盗み見ることもありました。

ミミヒメに抱きつかれて鼻血を出してしまうこともwww

そんなある日、シロの端末に1通のメールが届きます。

そこにはミミヒメのシャワーシーンの写真が!

学園では性の概念もなく、性についてなにも知らないシロですが、これをきっかけにミミヒメへの特別な気持ちを自覚するようになりました。

学園が空爆されて外の世界へ出た時、ミミヒメは初めて見る空の青さに感動します。

「てっ、天井が高いっ、上に落っこちるかと思った…青く光ってる…きれい…」

学園近くを歩いていると、シロとミミヒメは森の中で迷ってしまいました。

崖から落ちてしまったミミヒメを助けようとしたシロは地面に叩きつけられて頭と腕に大怪我を負ってしまいました。

ミミヒメはなぜそこまでして自分を助けてくれるのか困惑し、涙を流しシロに聞きました。

「僕はミミヒメが大好きなんだ」というシロに、ミミヒメは戸惑い考えた末に自分の制服のボタンを一つちぎり、シロの手に渡しました。

ミミヒメのシロに対する精一杯の気持ちの表現でした。

学園に戻ろうと移動していた二人は学園の職員、青島裕子の車に保護され、タカとアンズと共に東京・上野のホテルに住む事になりました。

純粋なミミヒメは、コンビニで学園にいた先生に似たロボット店員を見つけると「先生!」と呼んで、他のお客さんを驚かせる場面も笑

そこはシロがしっかりフォローしていましたwww

そんな新生活のなか、タカとアンズが結婚すると電撃発表!

結婚が何のことか分からないミミヒメですが、「好き同士になった二人は結婚するもの」とアンズから説明されます。

二人の前で結婚式をあげ、タカとアンズがキスをした場面では、突然の出来事にミミヒメはドキドキ興奮し、シロは鼻血を出しながら卒倒してしまいましたwww

「好き」という感情をやっと理解できるくらいのシロとミミヒメには、キスは衝撃的だったようです。

宇佐美と星尾の最後をネタバレ

キルコは自分の秘密を知っている可能性がある医者を探していました。そこで、患者の一部を機械化しているという怪しい噂の医者と呼ばれている「宇佐美」との接触を試みます。

しかし宇佐美はキルコが探している医者ではありませんでしたが、宇佐美はマルがヒルコを殺せる能力(マルタッチ)を持っていると知り、あるお願いをします。

彼の願いは、全身包帯だらけで機械に繋がれてただ生命を維持している女性「星尾」(ミミヒメ)を救って(殺して)ほしいという頼みでした。

宇佐美の話では星尾は、機械を止めれば怪物になってしまうという。

実は宇佐美と星尾が2人で暮らし始めてから10年以上たった頃、星尾が死亡後にヒルコになってしまう病気を発症していました。

この病気は治療法もなく、宇佐美は病気の進行を遅らせるために症状が出ている四肢を切断して延命処置をしていたのです。

切断された部分には工作した機械をつなぎ、目を失った時は自分の目を差し出しました。

しかし、星尾の身体は限界を迎えてしまいます。

死ぬ前に「最期にこの目(宇佐美の目)で空が見たい」と願う星尾。

これは学園が空爆されて初めて外に出た時にミミヒメが見た空の青さに感動したシーンに繋がりますね。

宇佐美は星尾の願いを叶えるため、外に移動します。

星尾はジッと空を見つめましたあと、マルのマルタッチにより星尾はヒルコになる前に息を引き取りました。

星尾の死亡後に宇佐美は、彼女が最後に残したメッセージを読みます。

「今までありがとう。大好きだよ。」

外に出た時にした告白の返答をやっともらった宇佐美は号泣。

星尾の遺体を抱いたまま拳銃で自分の頭を撃ち抜きました。

まるで星尾のあとを追うように…。

1話でミミヒメが言っていた「外からふたりの人が僕を助けに来てくれる。ひとりはトキオにそっくり」というのは、病気になった星尾(ミミヒメ)を殺して救うためにやってきたマルとキルコのことではないかと思います。

病院で死ぬにも死ねない状態で生きている自分がマルの能力(マルタッチ)で人間として死ぬことができる。自分の命を終わらせてくれると…。

ただ、ひとつ気になるのは、宇佐美はマルの顔に気付いたのかということです。

マルはトキオにそっくりなので、宇佐美の正体がシロならば、何かしらの反応するはずです。

宇佐美はマルに何も言わなかったけど、最期に手に制服のボタン(高原学園のマーク入り)を持っていたのは、マルへのメッセージかもしれません。

まとめ

星尾(ミミヒメ)の最後の願いは「最後にこの目で空が見たい」でした。

「この目で」というフレーズにはミミヒメからシロへの気持ちが込められていましたね(泣)

病気を発症しても想い寄り添い続ける宇佐美と星尾の物語は純愛でした。

ところでシロにミミヒメのシャワーシーンの写真を送ったのは誰でしょうか。

個人的にはAIミーナが気になります。トキオとコナの逢瀬もなかったことになってますよね。

操作できるのはミーナだけです。シロにミミヒメへ好意を持たせて子供を作ろうとしていのでしょうか。

ますますこの先が気になります!

 

 

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