「アルマゲンドン」は矛盾が多くおかしな点が満載でした。日本では大ヒットしましたが、全米興行成績はよくありませんでした。
知りませんでしたが、ラズベリー賞を総ナメしていたんですね。
このことが影響しているのか、つまらないという声も多く聞かれます。
矛盾点について、つまらない面白くないと言われている理由についてまとめてみます。
アルマゲドンは矛盾していておかしな点が満載!
素人がみてもおかしいと思うところがたくさんありましたwww
鑑賞しながらおかしな部分を探すのも面白いとおもいます。
シャトル型宇宙船がおかしい
NASAはこのシャトル型宇宙船を極秘で作りましたが、打ち上げテストはせずに有人打ち上げを行いました。しかも、一つの整備棟に2機連続で打ち上げていましたね。
通常は噴射と燃料の燃えカスが一気に出て2機目を隣で打ち上げるなんで不可能だそうです。
シャトル型宇宙船はグライダーと一緒。軌道の離脱、軌道修正用のエンジンはありますが、離陸は出来ません。
戦闘機のように自由自在に飛んでいるのも不可能です。
燃料に液体酸素を注入していましたが、通常は固体燃料だそうです。科学が発展しすぎています。
アルマゲドンのシャトル2機同時打ち上げは「宇宙大戦争」のオマージュだと思ってる。 pic.twitter.com/niA8aFfN0q
— 中條かなる (@solo1981forever) April 20, 2021
宇宙空間がおかしい
小惑星の表面で風が吹いていたり、重力があったり、爆音が響いて隕石が火を吹いて飛んできたり、、、と宇宙は空気がないので無理です。
小惑星は場所によって重力が不安定で火山活動が起こるという場面がありましたが、そもそも重力が不安定とかないそうで、あの大きさの小惑星だったら火山活動は起こりえません。
小惑星の爆破に成功して、爆破された隕石は地球のスレスレを通っていますが、3500kmの速度だったら余裕で地球に衝突します。人類の滅亡は免れたとしても大きな被害が出ているものと思えます。SF映画として科学考証がデタラメでした。
エンジンは叩けば直る
ロシア人クルーのレヴが「自分は精密機械だ」叩けば直ると言って壊れたエンジンを叩きまくって直しましたwww
ジョークなんでしょうか?昔のテレビじゃないんだから。なんか昭和の家庭を思い出しますね。
あと松田聖子さんも出演されていましたね。(関係ない?笑)
ご自身のPVの監督の縁で出演されたそうです。
アルマゲンドンがつまらない面白くないと言われている理由は?
映画公開当時は劇場で鑑賞して、号泣したのをよく覚えています。
自分は面白い映画だと思いましたが、つまらない、面白くないという声も聞かれます。
多くの意見は前述に記載した通り、多くの矛盾点があるところです。
当時はゴールデンラズベリー賞を総ナメにしていたんですね。全然知りませんでした。
「アルマゲンドン」は展開が読めてしまう、科学的に無理な部分が多い、制作費をかけすぎ、豪華キャストでゴリ押しPRにもかかわらずヒットしました。
一般の観客にはウケるけれども、批評家などからは細かい部分で突っ込まれる脚本、演出だったのではないでしょうか。
「アルマゲンドン」は当時もっと小規模のSF映画として撮影が開始されました。
しかしドリームワークスが「ER」で評判になったミミ・レダーを監督として「ディープ・インパクト」と撮るという情報を入手。
結果、制作費を増やしてブルース・ウィルスをキャスティングして台本を書き換えました。
監督のマイケル・ベイは迫力重視でその他は適当っぽい映画を作るので有名らしいですwww
ラジー賞にノミネートされること自体は悪いことでは無いと思います。
ある程度人気が出ないことにはラジー賞だって見向きもしないでしょう。
素晴らしいキャストとテーマ曲、危険に立ち向かう男たちと親子の愛とラブストーリー。
誰もが期待するハッピーエンドに観客が感動したからこれだけのヒットになりました。
もっと緻密に作り上げられているのにヒットしていない作品はたくさんあります。
良いものが売れるかといったら必ずしもそうではありません。
日本では恋愛映画、泣ける映画と映画としてCMを流して大ヒットしましたが、全米興行成績はそんなに良いものではなく「ディープ・インパクト」のほうが高かったようです。
アメリカでは低く評価されてもいなくて、逆に高く評価もされていません。
低評価の意見など気にせず自分が感動したのならその感動の気持を優先すれば良いと思います。
まとめ
ツッコミどころは多いですが、親子の絆、仲間の絆、絶望からの希望など感動路線を押さえていたからこそ、日本で受けたのだと思います。
改めて鑑賞して当時は気づかなったツッコミどころをたくさん見つけましたが、それでも最後は号泣しました。
色々意見はありますが、私にとって「アルマゲンドン」はいい映画だと思っています。
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