「パイレーツ・オブ・カリビアン」のウィル・ターナーの父親ビル・ターナーは海賊でありながら、息子のことを思う優しい父親です。
劇中ビルは「靴紐のビル(ブーツストラップビル)」と呼ばれていましたがその理由と最後について解説していきます。
パイレーツオブカリビアン・ビルターナーが靴紐のビルと呼ばれている理由
ビルの息子のウィルは母親から父親の仕事は貿易商だと聞かされていました。
ビルがこっそりウィルへ送ったアステカの金貨はネックレスにして身につけていましたが、呪いがあると知らず父親の異国の旅のお土産だと思っていました。
ウィルの父親:ビル・ターナーとは
スコットランドで生まれたビル・ターナーはブラックパール号でジャック・スパロウの乗組員となりました。
裏切りがつきものの海賊暮らしですが、ビルはジャックには忠実でした。
そんな中、ブラックパール号の一等航海士だったバルボッサが反乱を起こしました。
ジャックに対する反乱に反対でしたが、ジャックは追放されてしまったのです。
無人島に置き去りにされたジャックを助けることが出来ず後悔します。
その後バルボッサが船長となり、ビルは旅を続け、バルボッサはジャックから得た情報を元にイスラ・デ・ムエルタを発見し、882枚の金貨を手にいれたのです。
ビルもそのうちの1枚を手にしていました。
靴紐のビル、靴紐伸びる pic.twitter.com/vm89qWEvGP
— さおちゃん (@Pirates_Saochan) March 14, 2020
「靴紐のビル」の名前の由来はトレードマークの靴紐から来ている
アステカの呪いにかかったブラックパール号の乗員は全て金貨を元の場所に戻さなくてはなりませんでした。
しかしビルはジャックを裏切った乗員達が呪われたままでいいと思い、金貨を息子のウィル・ターナーへ送りました。
その後ジャックに対する反乱は良くないことだとバルボッサに反対したため バルボッサの怒りを買って処刑されることになりました。
ビルは靴紐に大砲を結び付けられて海に沈められてしまったのです。
ビルは履いているブーツの靴紐が長かったことがトレードマークでした。
その靴紐に大砲が結び付けられたので「靴紐のビル(ブーツストラップビル)」と呼ばれはじめました。
バルボッサはビルが死んだと思っていますが、呪いにかかっているために死んでいませんでした。
ビルは海底の中で苦しみ続けることになるのです。
ビル・ターナーがかかった呪いとは
ブラックパール号の乗員達が盗んだアステカの金貨とは、大昔にアステカという民族が作ったもので、海賊に襲われた時に使った命乞いのものでした。
しかし海賊は欲のため正常な判断がつかずアステカ民族を皆殺しにしてしまいました。
その結果アステカの神は怒り、金貨に永遠に死なない呪いをかけました。
海賊たちは何も知らず金貨を盗んだために呪いにかかってしまったのです。
呪いを解く方法は金貨を全て戻し、盗んだ全員の血を金貨に注ぐことです。
呪いにかかっているビルはやがて海底でディビィ・ジョーンズに拾われ、彼が船長を務めるフライング・ダッチマンの乗組員となりました。
ディビィ・ジョーンズに魂を売り渡し、100年間フライング・ダッチマン号で働くことになりました。
身体はフジツボなどに侵食され顔にはヒトデが付着し、ディビィ・ジョーンズの奴隷と化すのです。
労働時間が長くなると人間としての人格がなくなり、船の壁と同化するまでになっていましたが、シリーズ3作目で息子のウィルがフライング・ダッチマン号の船長になり自由の身となりました。
息子とともにフライング・ダッチマン号で生きることを選んだのです。
靴紐のビルの時の特殊メイクは付けるの3時間30分、落とすのに2時間30分かかっていたそうで。メイクしてもらってるステランの隣にパジャマみたいな衣裳を着たビル・ナイが眠そうな顔でやってくることがしばしばあったそうです。 pic.twitter.com/KbQ7nf860s
— skarsgard_pia_bot (@stellan_pic_bot) June 13, 2013
ビルターナーの最後はどうなった?
自由と身となったビルはフライング・ダッチ号で過ごしていましたが、シリーズ5作目となる「最後の海賊」には登場しませんでした。
3作目「ワールド・エンド」で息子のウィルは不死身になりましたが、ビルは呪いが解け人間に戻ったので10年の間に亡くなっているのではないでしょうか。
運命共同体のような2人だったので生存しているなら登場していたはずです。
まとめ
ビルはエリザベスとも再会したかったでしょうね。
孫の顔を見たかったはずです。
父子の絆も強かっただけに亡くなってしまったのは残念ですね。
スピンオフでビルとウィルの親子の絆の話を作成して欲しいです!
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