「パイレーツ・オブ・カリビアン」でジャック・スパロウが唯一信頼している部下といえばジョシャミー・ギブスです。
ラム酒が大好物でジャック・スパロウとは腐れ縁的な仲で、ジャックからは「ギブス君」と呼ばれています。
海軍の船員だったはずのギブスはなぜ海賊になりジャックと行動を共にするようになったのでしょうか。
バルボッサが反乱を起こした時にブラックパール号にいなかった理由とあわせて解説します。
パイレーツオブカリビアン・ギブスが海賊になった理由は?
ギブスはジャック・スパロウのことをなんだかんだで気にかけていて、ジャックの右腕ともいうべき存在です。
特徴的な髭の形と、ずんぐりむっくりとした体型でお馴染みのキャラクターです。
ジャックより人から信頼されやすいので、新しい仲間集めやピンチの時は助けてくれたり、海賊が嫌いなウィルやエリザベスにも信頼されています。
ギブスは海賊なのにいい人なのです。
ギブスは過去にジャックとジャックの父親を脱獄させた
ギブスはイギリスの海軍船の船員でした。
ジャック・スパロウが10代だったころのある日、ジャックと父親(エドワード・ディーグ)がイギリス海軍に逮捕されました。
ティーグの友人であったギブスはイギリス海軍兵士という立場を利用してふたりを脱獄させたのです。
ギブスは好物のラム酒を自分に回す供給元を確保するため海賊にはとても協力的でした。
劇中冒頭でギブスは、まだ幼いエリザベスが提督である父親と共にイギリスからポートロイヤル(イギリス海軍の本部がある場所)に向かう船の船員でした。
この時海に浮かんでいた幼いウィルを救いあげ助けたのもギブスでした。
ギブスは海軍を離れ海賊になった
軍艦の船乗りは厳しい割に給料も低く生活環境も悪いので、進んで船に乗る人はいません。
ギブスも酒を入れた携帯ボトルを常に持っている状態です。
厳しい環境から逃げて海賊になったのではないでしょうか。
その後ジャックがブラックパール号の船長だった時に出会って、ブラックパール号の一等航海士になりました。
いつもジャックの身勝手な行動に振り回されて困っていますが、嫌々言いながらもジャックと行動を共にしています。
博識で古来より伝わる海の伝説を数多く知っており、その解説役の一面を兼ね合わせています。
ジャックが頼りにするもの分かりますね。
パイレーツオブカリビアンで好きなキャラと聞かれたらギブス君って答えるのは俺だけじゃないはず pic.twitter.com/xnBhPZeEUW
— 913 (@555faizsmash) May 28, 2022
ギブスがバルボッサの反乱でブラックパール号にいなかった理由
バルボッサが反乱を起こした時、ギブスの姿はブラックパール号にありませんでした。
ブラックパール号がどんな地図にも載っていないコルテスの宝が隠されているイスラ・デ・ムエルタに行くためにトルトゥーガ(カリブ海にある島で海賊にとっては酒と女に溺れる天国のような場所でもあるが危険な島)から出港した際、ギブスは酔いつぶれて寝てしまい置き去りにされてしまいました。
その後ブラックパール号でバルボッサが反乱を起こしたのでギブスは船に乗っていなかったのです。
ジャックやバルボッサもギブスがいないことは気づいていなかったのでしょうね。
探されず置いていかれるくらいなのでたびたび酔いつぶれていたのかもしれません。
バルボッサの反乱についての記事はこちらです。
まとめ
裏切りが常である海賊たちの関係の中、常にジャックを信じ、彼の味方でいようとするギブス。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは2017年以降、続編は制作されていません。
プロデューサーであるジェリー・ブラッカイマーは次回作について「パイレーツ・オブ・カリビアン」も脚本を2本書いているとインタビューで答えています。
ジョニー・デップが続投するのか気になりますが、シリーズ全作に登場しているギブスの活躍にも期待したいです!
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