「怪盗グルーのミニオン危機一発」に登場したルーシーの日本語吹き替え版を担当したのは歌手の中島美嘉さんです。
ルーシーは超極秘組織「反悪党同盟」の女性エージェントでスタイル抜群、仕事が出来る魅力的な女性。
中島美嘉さんがルーシーのイメージに合っている!と思いましたが、世間からは「吹替が酷い」、「下手」などの厳しい意見が多く聞かれます。
いったい何故厳しい意見が多いのでしょうか。まとめてみます。
怪盗グルーのミニオン危機一発:ルーシーの声優は中島美嘉
日本の歌姫として数々のヒット曲を世に送り出している実力派アーティストの中島美嘉さん。
映画が公開された当時、「美嘉ちゃんが声優をしているなら見てみたい!」と映画館へ足を運んだ方もいたのではないでしょうか。
怪盗グルーシリーズに登場するルーシーとは?
ルーシーは超極秘組織「反悪党同盟」の女性エージェントでいつも青いワンピースを着ています。
口紅を改造した銃を持っていて、飛行機や潜水艦に変わる青い車に乗っています。
グルーとコンビを組み、ロシアから盗まれた「PXー41」(生物を変異させ凶暴化させる薬品)の行方を追います。
正義感が強く、性格も行動も強引で暴走してしまうこともあります。
グルーとは最終的に結婚し、3姉妹を育てる義母となりました。
中島美嘉さんは声優初挑戦だった
ルーシーの吹替を担当したのは歌手の中島美嘉さんです。
日本の歌姫として数々のヒット曲を世に送り出しています。
中島美嘉さんは大ヒット映画「NANA」などの女優業も行っていますが、吹替えは「怪盗グルー」シリーズの2作目「怪盗グルーのミニオン危機一発」からの参加で声優初挑戦でした。
歌手としての印象が強い中島美嘉さんですが、映画の記者会見では「本当に難しくて、経験がないのでとにかく練習しまくろうと思っています。」と意欲を口にしていました。
ルーシーの吹替えが酷い・下手な理由は?
とにかくルーシの吹替えは酷い、聞いていられないという批判の声が多く聞かれます。
声優初挑戦なのでしょうがないとは思いますが、皆さん厳しいですwww
お世辞にも上手いといえないレベル
ルーシーの吹替えについて「もう少しマシな人でやってほしかった。」、「よくこのレベルで放映出来るな。」、「映画の内容が入ってこない」、「感情が入っていない」といった厳しい意見、、、。
ここまで言われてしまうとは相当ですね。
他の声優さんが上手なので浮いた感じになってしまっているのか、これだけ酷評されると逆に気になりますwww
キャライメージとの違和感は?
字幕版でしか見たことがなかったので、改めて吹替版で鑑賞してみました。
個人的にはとても上手だとは思いませんが、ルーシーのキャラをおもしろく表現出来ていたのではないかと思いました。
ルーシーの声質、スレンダーで美人なイメージも中島美嘉さんと重なり違和感はありませんでしたよ。
ただ声だけで演技をするという部分では、ベテランの声優さんと比べると下手だと感じたことも確かです。
でもそこは本業は歌手で声優初挑戦だったことを考慮すると当然なのかなと思います。
なので違和感を感じる意見があるのは仕方なかったかもしれません。
原語版が上手い反動?
ちなみに原語版の声優はアメリカのコメディー女優のクリステン・ウィグさんです。
ゴーストバスターズやワンダーウーマンにも出演されている女優さんですが、声優としても活躍しています。
ミニオン以外ではヒックとドラゴンシリーズで声優を務めています。
クリステン・ウィグさんのルーシーが高い評価を得ているので、なおさら注目されてしまったのかもしれません。
声優が変わるとキャラクターのイメージも違ってくるので雰囲気も変わりますよ。
原語版も見ていただいたいです。
#ゴーストバスターズ
クリステン・ウィグはホントに映画界の宝。硬軟自在、何でもできる。受けも上手いしとんでもない馬鹿馬鹿しい事もさらっとやる。この人が出てると言うだけで映画のクオリティが上がる、もっともっと日本で名前が通っていい人 pic.twitter.com/P83j4eBDVc— 楠野一郎(プロペラ犬) (@kusunopropeller) June 12, 2021
まとめ
ルーシー役の吹替えがなぜ中島美嘉さんになったのか、調べても分かりませんでした。
アニメ映画の現状は興行収入という観点での映画作りが主流なので、作品のクオリテイよりも話題作りが優先されている事実があります。
もしかしたら今回も話題作りという意図があったのかもしれません。
しかしダメな意見ばかりではなく、「上手い」、「良かった」という意見もありました。
つまり下手、上手いはそれぞれ感じ方が違うところですね。
私は初挑戦で頑張られた作品だったと思いました。
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