トイ・ストーリー4ギャビー・ギャビーの最後!かわいそうで愛されたいと思った理由とは

映画

「トイ・ストーリー4」に新たに登場したキャラクター「ギャビー・ギャビー」。

今回の作品のキーキャラクターで1950年代のアンティークのお人形です。

可愛らしい見た目からは想像出来ない悪役で登場したギャビー・ギャビーですが、それには理由がありました。

どんな理由があったのか、最後はどうなったのかまとめていきます。

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トイ・ストーリー4:ギャビー・ギャビー

ギャビー・ギャビーは1950年代に作られたプルストリング人形です。

プルストリング人形はウッディと同じく背中にある紐を引っ張ることで声を発する人形のことです。

ウッディと同じように「おもちゃにとって大切なことは子供のそばにいること」という強い信念を持っています。

ギャビー・ギャビーの声優:新木優子

新木優子は1993年生まれで東京都出身。

数々のドラマや映画、CMに出演し、インスタグラムのフォロワー数は450万人超えです。

驚いたことにオーディションを勝ち抜いてギャビー・ギャビー役に抜擢されたそうです。

数々の話題作に出演している女優さんでもちゃんとオーディションを受けるんですね。

声優初挑戦だったそうですが、ギャビー・ギャビーの声にぴったりだった!と高評価です。

かわいそうな不良品

プルストリング人形のギャビー・ギャビーですが、初期製造欠陥があり声を発することは出来ません。

そのためかアンティークショップに売り飛ばされますが、買い手がつかず60年以上も忘れられた存在となっていました。

アンティークショップでは女帝のような存在です。

同じく声を発する事が出来ない腹話術の人形がギャビー・ギャビーの仲間で、一緒にアンティークショップの中をパトロールしています。

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子供のそばにいて愛されたい

壊れているから一度もこどもにおもちゃとして愛されたことがないギャビー・ギャビー。

アンティークショップに時々やってくる店のオーナーの孫娘ハーモニーに思いを寄せていました。

なぜハーモーニーに気に入られたかったのでしょうか。

劇中ギャビー・ギャビーがイラストが入った紙を見ているシーンがありました。

そこに描かれていたのは、ギャビー・ギャビーと女の子がティータイムをしている姿。

この紙はきっとギャビー・ギャビーの取扱説明書だったのだと思います。

ここに描かれていた女の子がハーモーニーに似ていたので気に入られたかったのではないでしょうか。

声さえでればきっとハーモニーが私のことを気に入ってくれる! 

ガラスケースの中から引き取られる日を夢みる日々でした。

ギャビー・ギャビーの最後

プルストリング人形なのに声を発することができないギャビー・ギャビーはウッディが同じプルストリング人形だと分かるとウッディの背中のボイスボックスを奪おうとします。

ギャビー・ギャビーのお供、腹話術の人形ベンソンも現れてアンティークショップの中を追いかけ回されるウッディ。

その時ハーモニーがアンティークショップに現れ、ウッディを拾うと店の外へ出ていきました。

なんとか難を逃れたウッディでしたが、フォーキーは捕まってしまいました。

その後ウッディはギャビー・ギャビーに捕まっていたフォーキーを救出しようしたとき、焦ってしまい作戦が台無しに。

仲間たちから見放され一人ぼっちになってしまったウッディはフォーキーを返してくれるならと約束して自分のボイスボックスをギャビー・ギャビーにあげることにしました。

ハーモニーに捨てられる

念願のボイスボックスを手に入れたギャビー・ギャビー。

これでやっとハーモニーに気に入ってもらえると期待していました。

さっそくハーモーニーの近くに行き自分で紐を引っ張りました。

「わたしはギャビー・ギャビー。あなたが大好きよ。」

声に気づいたハーモニーはギャビー・ギャビーを手に取りますが「ふーん。こんな古いおもちゃいらない」と言い箱へ投げ入れられてしまいました。

あぁ、つらくて泣けてきます。

ボイスボックスを手に入れたのに願いは叶いませんでした。

ギャビー・ギャビーはハーモーニーに気に入られようと頬のそばかすを自分で描いたり、いつか一緒に遊ぶことを夢見てティータイムの練習もしていたんですよ。

その時のギャビー・ギャビーの表情は悪役ではなく、本当に子供に愛されたいんだと思い続けている表情に見えました。

迷子の子供の元へ

「いらない」と言われてひどく落ち込むギャビー・ギャビー。

ウッディはまた次がある、一緒にウッディの持ち主であるボニーの所へ行こうと提案します。

ボニーのところへ向かう途中、迷子の女の子がいました。

1人で泣いている女の子を見て、今までの自分と重なるギャビー・ギャビー。

女の子を放っておけないと思っても、ハーモニーに「いらない」と言われたことを思い出し葛藤します。

その様子に気づいたウッディは女の子の所へいってみることを提案します。

不安でいっぱいのギャビー・ギャビーはそっと女の子に近づくとそばに座りました。

ギャビー・ギャビーに気がついた女の子は背中の紐を引きました。

「わたしはギャビー・ギャビー。お友達になってくれる?」

女の子は「あなたも迷子なの?私が助けてあげる。」とぎゅっと抱きしめると少し不安がなくなったのか、勇気を出して警官に自分は迷子だと声を掛けることが出来ました。

女の子に抱きかかえられているギャビー・ギャビーは嬉しそうに笑ってウッディ達の元から去っていきました。

初めて人の愛を知るギャビー・ギャビー。

勇気を出してよかったね。

また捨てられるんじゃないかと恐怖でいっぱいだったはずです。

ギャビー・ギャビーに涙があったら泣いていたでしょう。

本当に良かった!

ギャビー・ギャビーのその後を考察

女の子の元へ言ったギャビー・ギャビー。

願望のために無茶もしましたが、根は純粋な女の子です。

勇気を出したから違う人生が開けました。

その後もきっと幸せに暮らしているのではないでしょうか。

今後何かがあってもまた乗り越えられるはずです!

まとめ

一度も誰かのおもちゃになったことがなかったギャビー・ギャビー。

悪役で登場しましたが、裏には悲しい生い立ちがありました。

一度でいいから子供に愛されたいという一途な思いが叶わなかった時には涙が出ました。

ボイスボックスさえ手に入れればというやばい考えも純粋さから来ているものかもしれません。

ギャビー・ギャビーはずっと誰かに選ばれたいと思っていましたが、自分で人生を選びました。

その結果おもちゃとして愛されることが出来ました。

ギャビー・ギャビーの決断する勇気がすばらしかったです!

 

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