「パイレーツ・オブ・カリビアン呪われた海賊たち」でジャック・スパロウの最大の敵であるヘクター・バルボッサ。
今作ではジャックとバルボッサはブラックパール号の船長の座を巡る因縁がありました。
バルボッサは金貨を盗んだことで呪いにかかり、死んでも死ねない不死身となってしまいました。
不死身のまま生き続けるのかと思いきや最後はジャック・スパロウによって殺され死んでしまいまが、第二作で生き返りました。どうしてなのか解説していきます。
パイレーツオブカリビアン呪われた海賊たち・バルボッサとは
冷酷卑劣な海賊で、ジャックの最大の好敵手でもあるバルボッサ。
青いダチョウの羽をあしらった帽子と立派なヒゲがトレードマークです。
年齢を重ねても剣の腕前はジャックに引けを取らず、ずる賢く目的のためには手段を選ばない絵に描いたような悪党船長です。
ジャックを置き去りにしてブラックパール号の船長になった
バルボッサはジャックに雇われ一等航海士としてジャックの部下となりブラックパール号の一員に加わりました。
しばらくはジャックの指揮に従っていたバルボッサでしたが、カリブ海に位置する地図にも載っていない謎の島イスタ・デ・ムエルタでコルテスの宝を見つける前に反乱を起こし、ジャックを自決用の拳銃1丁と共に無人島へに置き去りにし、ブラックパール号の船長なりました。
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— ciatrシアター 【公式】 (@ciatr_movie) June 2, 2016
バルボッサが不死身なのはアステカの金貨の呪いのせい
バルボッサ船長はジャックを裏切った理由でもあるアステカの金貨を盗んだことにより、「何も感じなくなり死ぬことも出来ない」という呪いをかけらけてしまいました。
呪いを解くためには盗んだ金貨を石棺に全て戻し、盗んだ人間(またはその血を引く者・子孫)
の血を金貨へ流すことが必要です。
バルボッサはエリザベスが持っていた最後の金貨以外は集め、血も捧げていました。
エリザベスが持っていた金貨はかつてバルボッサとブラックパール号に乗っていたウィルの父親(ビル・ターナー)がウィル・ターナーへこっそり送ったものでした。
ウィルの父親はバルボッサが起こした反乱に反対だったため、呪いが解けないようにとウィルへ送ったのです。
バルボッサはウィルの父親を海へ落として殺してしまったあとで、呪いを解くためには金貨と血が必要だと分かり、金貨の持ち主であるエリザベスと息子のウィルを追います。
劇中エリザベスが総督の娘であることを隠すために苗字をターナーと名乗っていましたが、無意識だったみたいです笑
きっとウィルのことが好きだったので名前を聞かれてとっさに出てしまったのではないでしょうか笑可愛すぎますwww
エリザベスがどうして金貨を持っていたのかは劇中冒頭でエリザベスが気を失っているウィルから金貨を取ってしまう描写がありましたね。
エリザベスが海賊に憧れているようなセリフもあったので取ってしまったのではないでしょうか。
月の光を浴びるとバルボッサや他の船員が骸骨の姿になるのも呪いのせいです。
死んでも死ねない本当の姿があらわになります。
飲んでも飲んでも喉が渇く
アステカの金貨1枚持ってるからついに呪いにかかったのかな?☠ pic.twitter.com/TniNiaVj6t
— Moe (@disney_peter32) May 27, 2018
バルボッサの最後は死んだ?
劇中終盤、ジャック・スパロウとバルボッサの戦い!
ジャックはバルボッサに刺されますが死にません。
何故ならジャックは戦いの前にこっそり石棺から金貨を盗み、自ら呪いにかかり不死身になっていたのです。
(ジャックはバルボッサが金貨を盗む前に無人島へ置き去りにされていたので呪いにかかっていませんでした)
バルボッサもジャックに銃で胸を撃たれましたが、呪いにかかっているので死にません。
しかし撃たれたとほぼ同時にウィルとジャックの血の付いた金貨を石棺に投げ入れ呪いが解けました!
バルボッサが撃たれた傷は残っていたので、撃たれた傷が致命傷となり死にました。
ジャックの呪いもとけたので刺された傷は死なないまでもけっこうなものだと思われますね。
バルボッサは魔術で生き返る!
シリーズ第一作「呪われた海賊たち」で死んだと思われていたバルボッサですが、第二作「デッドマンズ・チェスト」のラストで復活しました。
超巨大タコ「クラーケン」によってブラックパール号とともに海底に沈んだジャック・スパロウ。
ウィルやブラックパール号の船員達はジャックを取り戻そうと謎の女ティア・ダルマの家へ行きます。
ティアはジャックを取り戻すためには7つの海を知り尽くした船長が必要だといいます。
船員らの前に猿を連れた一人の男が現れました。
「俺の船はどうなった?」と尋ねる男は死んだはずのバルボッサでした。
ティアが魔術をかけ、バルボッサを生き返らせたのでした。
まとめ
バルボッサは頭の回転が早く、ずる賢くて計画性があるのでその点ではジャックより船長の素質がありますね。
ジャックは行き当たりばったりですが運がとてもいいです。
この運がジャックの作戦だったりして、、、と考えるとまた面白いです。
バルボッサが反乱を起こさずにブラックパール号の一等航海士を続けていれば、ブラックパール号はとてつもなく悪名高い海賊になったでしょうね。
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