プリティウーマン別のエンディングとタイトルの別名は?ボディダブル合成の理由も

映画

「プリティ・ウーマン」はなんと当初はR指定の映画として制作されていました。

元タイトルは「3000ドル」で、脚本も相当酷くヴィヴィアンの最後は薬物過剰摂取で死んでしまう予定でした。

しかしディズニー配下の制作会社が悲劇的な筋書きを好まなかったため、別のタイトルになり物語もハッピーエンドに変更されました。

そして劇中で披露されたジュリア・ロバーツのボディはとても美しいものでしたが、ボディダブルを使用していて、誰もが一度は目にしたことのある本作のポスターは「合成」でした。

別のタイトルとエンディング、ボディダブルと合成された理由について解説しています。

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プリティ・ウーマンは別のタイトルとエンディングがあった!

現在「プリティ・ウーマン」は最も売れたラブコメとして記録されています。

当初のタイトルは「3000ドル」で主人公は麻薬中毒で死んでしまう。

有名なテーマソングともあまりにもかけ離れていてそぐわないですよね。

元のタイトルは「3000ドル」だった

当初の映画のタイトルは「$3000」でした。この金額はエドワードとヴィヴィアンが合意した一週間の契約金ですね。

ディズニー配下の制作会社、タッチストーン・ピクチャーズがロマンティックではないという理由でこのタイトルを拒否!

Roy Orbisonの「Oh Pretty woman」が映画に起用されることがきっかけでタイトルが「プリティ・ウーマン」になりました。

このまま「$3000」の脚本で制作されていたらヒットしていたのでしょうか。

「$3000」のままだったら誰も恋愛映画だとは思わないし、ヴィヴィアンの逆転人生に思いを馳せることもなかったでしょうね。

なによりジュリア・ロバーツも今日至る名声を手に入れられなかったでしょう。

映画はやっぱりハッピーエンドがいいですね。

ビビアンは麻薬中毒で死んでしまう予定だった

当初のエンディングではヴィヴィアンは死ぬ予定でした。

ヴィヴィアンは麻薬中毒者で、エドワードと別れた後にオーバードースで死ぬ、、、(泣)

当初の原作についてジュリア・ロバーツがヴォーグ誌のインタビューでこう答えています。

「本当に暗くて、気が滅入る話だった。すごく嫌な2人の本当に酷く恐ろしい話。私の役は麻薬中毒で気性が荒くて口汚くて悪趣味で知性のかけらもない売春婦でした。

エドワードはすごくお金持ちでハンサムだけど、すごく嫌な人物だった。そのすごく嫌な2人の本当におぞましい、ひどい話だったのよ。」

ちなみにエドワード役は当初アル・パチーノやシルベスター・スタローンなどに打診していたそうですが、リチャード・ギアも当初、出演依頼を断ったそうです。

しかし、彼の自宅に監督のゲイリー・マーシャルとジュリア・ロバーツが一緒に訪れて説得し、主演がかなったとのことだ。

リチャード・ギアが出演依頼を断った理由は、ビビアンが麻薬中毒だという設定もありますが、エドワードが爬虫類のような性格で売春婦のヴィヴィアンを終始見下すような設定でした。

エドワードが恋人のまつニューヨークへ戻ったあと、ヴィヴィアンはまた街角に立って客引きをし、挙句の果てに薬物中毒で死んでしまいます。

ビビアン役はなかなか決まらなかった

前述の通り、当初ヴィヴィアンは麻薬中毒者で死ぬ予定でした。

そのせいなのか、なかなかヴィヴィアン役が決まらなかったようです。

ヴィヴィアン役は当初、ミシェル・ファイファー、メグ・ライアン、マドンナなどがオファーされていましたが、全員に断られてしまいました。

最終的に白羽の矢がたったのが、ブレイク前のジュリア・ロバーツ。

プロデューサーが映画「ミスティック・ピザ」に出演していたジュリアを気にいっていたそうです。

今となってはジュリア・ロバーツ&リチャード・ギア以外には考えられない組み合わなので意外です。

ジュリア・ロバーツは「プリティ・ウーマン」でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞、2000年には「エリン・ブロコビッチ」でアカデミー主演女優賞を受賞し名実ともに大スターの地位を不動のものとしました。

この映画のジュリア・ロバーツの出演料は30万ドルでしたが、現在は1本450万ドルになっています!

ジュリア・ロバーツがボディダブルで合成だった理由は?

劇中で見事なボディを披露しているジュリア・ロバーツですが、実際はボディダブルが多用されいます。

ボディダブルとは映画の特殊のシーンで使われる代役のことです。

ジュリア・ロバーツには厳しい契約があったのでボディダブルが使われました。

バストアップより下はNGなので濡れ場、お風呂のシーンは顔と差し障りのないアップ以外ボディダブルが使われています。

ジュリア・ロバーツのボディダブルを演じていたのはシェリー・ミッシェル。

公開当時はこのことは伏せられていましたが、のちにジュリア・ロバーツと同じ格好でメディアに登場して、自ら「みんながあの身体を褒めているけど、ジュリア・ロバーツじゃなくて私なのよ!」と暴露していますwww

有名な映画ポスターの主役2人の写真もジュリア・ロバーツの体の部分はシェリー・ミッシェルです。

顔だけジュリア・ロバーツの写真が合成されています。

ジュリア・ロバーツがリチャード・ギアのネクタイを持っているのは合成の不自然さ(写真のつなぎ目)を隠すためです。

ちなみに劇中のリチャード・ギアはグレイヘアですが、ポスターでは黒く変えられています。

黒くした意味がよく分からないのですが、個人的にグレイヘアの方が渋くてエドワードのイメージに合っていると思うのですが。。。

https://twitter.com/keinohoo/status/1431117687850082304?s=20

まとめ

ラブコメの金字塔と言われている「プリティ・ウーマン」に別のタイトル、エンディングがあったのには驚きました。

もし原案通りだったらディズニー映画初のオーバードーズ死したヒロインになりますが、ヒットしなかったでしょう。

いつもハッピーエンドのディズニーがこの脚本で制作していたら、、、と思うとちょっと気になりますwww

 

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