新川帆立はペンネームで本名は不明?経歴は弁護士で法律事務所がある?

小説

作家、弁護士、元プロ雀士と異色な経歴を持つ新川帆立さん。

デビュー作が「このミステリーがすごい!」大賞の大賞を受賞したことによる注目されるようになりました。

経歴だけでもどんな方なのか興味が出てきますね。

気になるプロフィールをまとめていきます。

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新川帆立はペンネームで本名は不明?

新川帆立の名前は本名ではなくペンネームです。

本名は公開されていませんが、「帆」の字が含まれていることが分かっています。

新川帆立が作家になるまでの経歴

新川帆立さんは1991年2月生まれです。

アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身で生後半年で宮崎県宮崎州に移住します。

教育熱心な両親も元で育ちました。

母親が読書家でその影響からか、ハリー・ポッターやシャーロック・ホームズを読んでいました。

作家になったのは母親の影響が大きいのかもしれません。

「ハリー・ポッター」との出会い

小学校2年生のときに母親に進められた「ハリー・ポッターと賢者の石」が初めて夢中になって読んだ本です。

退屈で毎日つまらないと思っていた生活から面白い世界へと連れて行ってくれた本でした。

11歳の時にホグワーツから入学案内が届かなくて「自分はここから出ていけないんだ」と絶望したそうです。

国語の成績は悪かった

日常に飽きて自分より遠い話を読みたいから海外文学を読んでいたので、身近なことを題材にしている国語の教科書に載っているお話が面白く思えなかったそうです。

また文章を書くのは嫌いじゃないけど読書感想文は大人の意図が見えて嫌いでした。

先の話になりますが、センター試験では理系科目は満点なのに、国語だけが200点満点中120点でほぼ現代文で点を失っていました。

11歳の時にホグワーツから入学許可証が来なかったので自分で頑張らないとここから出ていけないと気づき、高校進学で県外へ出ることを目標に猛勉強。

中学生になると英語が読めるようになっていたので翻訳が出る前に原書を読んでさらにハマっていき、本編だけではなくて本に出てくるバタービールやカボチャジュースもレシピを読んで作っていたそうです。

トップクラスの高校から東大へ

猛勉強の末、父親の単身赴任先である茨城県にある全国的にもトップクラスの土浦第一高等学校へ進学します。

中学時代は帰宅部で勉強ばかりしていたので、高校へ進学したら勉強はもういいやと気が抜けてしまった新川さん。

勉強以外のことをやってみたくなったものの運動は苦手で、見学に行った囲碁部に入部しました。

高校生で日本の文豪も読んでおかないと恥ずかしいと思い、色々読んだ中で芥川龍之介の文章が好きになりました。

その芥川を尊敬しているという太宰治を読んでめちゃめちゃハマります。

その後、夏目漱石の「吾輩は猫である」を読んで感銘をうけ作家を志します。

作家デビューは何年かかるか分からない、そう思い収入に困らない国家資格の専門職に就くことを目指します。

その後は東京大学前期試験で医学部を受験するも不合格、後期試験で合格し医学部以外への進学権を獲得、弁護士資格の取得できる法学部へ進学しました。

 

弁護士:弁護士事務所はある?

東京大学法科大学院を修了した年に24歳で司法試験合格。

大手弁護士事務所へ就職しますが、忙しくて本がほとんど読めず。

ハードワークが続き体調を崩してしまいます。

仕事を休んだ時に将来を考え、やっと小説を書かなくてはと思い退職。

その後数回転職し一般企業の法務部で勤務します。

2021年1月に法務の仕事をお休みして小説執筆に専念するとご自身のツイッターでおっしゃっています。

デビュー作が刊行される前から決めていた事だそうです。

今は弁護士はお休みされているんですね。

元プロ雀士

高校時代は囲碁部でしたが、この時に麻雀にものめり込み、大学では麻雀三昧になりました。

司法修習中に最高位戦日本プロ麻雀協会プロテストに合格。1年間だけプロ雀士として活動しています。

「われめ DE ポン」にも出演されていました!

https://twitter.com/hotate_shinkawa/status/1376536334404218882?s=20&t=Ihv9T_ievseSfbJByPUZLg

作家

デビュー作は「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した「元カレの遺言状」です。

実は「このミステリーがすごい!」大賞に応募したのは2回目。

もともとSFやファンタジーが好きだった新川さんは1作目に童話や絵本に近い感じの動物たちが人間を滅ぼそうとする長編の話を書きました。

自信作だったのにどうして落選したのか考えて、そもそもミステリーじゃないからかなと思い、翌年ミステリーを書いて応募しました。

1年間の間に過去の受賞作を読んで研究したそうです。

現在はアメリカ・シカゴにお住まいです。

新川帆立の夫は愛妻家

ご主人は東京大学法科大学院の同級生で弁護士です。

実は2人は現在、籍は入れておらず事実婚の関係。

事実婚を洗濯した理由に「自分の姓が変わったら、自分が主人公から降りた気分になってしまう」とおっしゃっていました。

内面的な理由もあるんですね。

彼女には執筆に集中して欲しいと、食材の買い出しから料理に洗い物、家事の7割ほどを担当しています。

なんでいい旦那さん!

毎週木曜日は旦那さんからちょっと多めに「かわいい」と言ってもらえる日なのだそう。

とても可愛い二人ですね♡

ちなみに「このミステリーがすごい!」大賞の賞金1200万円は「内助の功なので半分は夫のもの」と半分はご主人に上げる予定だそうです!

まとめ

以前インタビューで「今後の方向性に悩んでいる。」とおっしゃっていました。

いろんな才能をお持ちなので次は何をするのか楽しみですよね。

「元カレの遺言状」は2022年4月からフジテレビ「月9」枠で放送予定です。

テレビドラマではオリジナルエピソードを交え、原作とは違ったエンディングを迎えます。

ますます今後の活躍が楽しみです!

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