竜とそばかすの姫すずのアバターベルがルカ?声優と歌っているキャストについて解説

映画

「竜とそばかすの姫」の主人公 鈴は歌の才能を持ちながらも現実世界では歌えなくなっていました。

「U」の世界でその才能を開花させることができたのは、母の死で自分を抑圧してしまっていた本当の自分を解放できたからでしょう。

鈴のアバター(As)ベルは鈴が憧れているルカちゃんによく似ています。

アバターがルカちゃんに似ている理由、声優と劇中歌を歌っている人は誰なのか解説して行きます。

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竜とそばかすの姫:すずのアバターベルがルカちゃんに似ている?

「U」のボディシェアリングのシステムは、その人の潜在的な才能などを表出させることができる、いわば本当の「もう1人の自分」を表現できる画期的なものです。

鈴のアバターがルカちゃんに似ているのは何故なのでしようか。

すずのアバターはベル

幼い頃は、歌が好きだった母と一緒に曲を作ったり歌ったりして楽しんでいた鈴。

しかし母が亡くなってから、母との思い出が詰まった歌うという行為そのものがトラウマとなってしまい、歌おうとすると吐いてしまうほど体が拒否していました。

それでも「U」の世界では、心のままに歌うことができ、歌を取り戻しました。

初めてベルの姿で歌声を披露し、これが拡散して世界中に注目されることになったのです。

https://twitter.com/yoru_jinrou/status/1566297758239051778?s=20&t=avvYhRKu_9o4_Ih5Ioqo7g

ベルがルカちゃんに似ている理由

「U」の世界は自分が本当にありたい姿でいられる仮想空間です。

劇中、鈴は「ルカちゃんみたいに可愛くなれたらな」と言っていました。

認証登録するときに鈴が用意していた集合写真にルカちゃんも写っていました。

鈴はルカちゃんへの憧れから顔認証登録をルカちゃんで選んでしまいました。

生体認証で身体的特徴が追加されて顔にそばかすがあります。

ルカちゃんに憧れている鈴を表している演出でもあると思います。

Uの世界は自分が本当にありたい姿でいられる仮想空間です。

ベルのそばかすの場所の意味

ベルのそばかすをよく見てみてください。

鈴のそばかすとは明らかに違いますよね。

鈴は顔にまばらにそばかすがありますが、ベルは目に下に半円を描くように存在しています。

緩やかに弧を描いている様子は三日月や「U」の文字にも見えませんか?

「U」の世界には大きな三日月に放射状の線が走る空がありました。

そばかすは「U」の世界でのベルの存在意義を示すものだと思います。

https://twitter.com/hittomiy/status/1563466938679844864?s=20&t=avvYhRKu_9o4_Ih5Ioqo7g

鈴とベルの声優:中村佳穂

鈴とベルの声優を担当しているのは中村佳穂さんです。

細田守監督が「彼女こそ鈴!」と大絶賛したミュージシャンです。

中村佳穂さんは1992年5月26日生まれで京都府出身です。

大学入学後、20歳の時に音楽活動をスタートさせました。

ご自身のアルバムもリリースしていますが、様々な楽曲へ参加したり、フジロックへも出演しています。

「竜とそばかすの姫」が声優初挑戦となりました。

劇中歌を歌っている人:中村佳穂

劇中、ベルの歌を歌っているのも中村佳穂さんでした!

実は「竜とそばかすの姫」を鑑賞する前は中村佳穂さんの事は知らなかった私です、、、。

彼女の歌声は圧倒的で衝撃を受け、一瞬にして魅了されてしまいました!

繊細さがありながらも力強さを感じるところは、まさに鈴(ベル)にぴったりです!

まとめ

ベルがルカちゃんに似ているのは鈴がルカちゃんに憧れているからでした。

劇中最後にベルがアンベイルした姿で歌うのは、もうルカちゃんにのようではなく、自分(鈴)になれたということを表現しているのではないでしょうか。

作品を通して「ルカちゃんに憧れていた自分」から、本当の自分を確立していった鈴の成長をみることが出来ました。

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