ショーシャンクの空にノートン所長の悪事は何故ばれた?自殺した理由とは

映画

「ショーシャンクの空に」に登場する人物で印象的だった人をあげるとするならば、ノートン所長という方もいるのではないでしょうか。

黒ぶちのメガネと冷たい目が印象的です。

残忍で卑劣な一方で聖書も信じています。

アンディに初めて会った時、「私は2つのものを信じる。規律と聖書だ。」と言いました。

受刑者たちに聖書を渡し「救いはこの中にある」と言って読ませます。

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ショーシャンクの空に:ノートン所長

ショーシャンク刑務所の所長を務めているノートン。

刑務所ではノートン所長が絶対的な権力を振る舞い、囚人たちを支配していました。

所長室には聖書の一節である「主の裁きは下る。いずれ間もなく」と書かれたノートン所長の妻による刺繍が飾ってありますが、実は額の裏には裏金を管理している金庫が隠されています。

自分や刑務官達の税務処理や資産運用を行わせるため、洗濯係だったアンディを図書係へ配置換えさせました。

 

ノートン所長役:ボブ・ガントン

1945年生まれのアメリカの俳優です。

1965年頃から舞台で活躍し、1980年に「How I Got That Story」でオビー賞を受賞、「エビータ」でトミー賞にノミネートされました。

1981年に映画デビューし、数々の映画やTVドラマに出演しています。

悪役や堅物上司を多く演じています。

 

アンディとの関係

元銀行員のアンディは屋外作業の最中にハドレー刑務主任に相続税対策を助言したことがきっかけで、他の刑務官達の資産運用や納税書類の作成の仕事を引き受けていました。

その様子を見ていたノートン所長から図書係という名目で、賄賂や裏金の管理をするようになります。

アンディは所長の裏金を隠すため、架空の人物を作って口座を開き、手に入れた現金を株や証券に変え不正蓄財を手伝っていました。

アンディが再審請求をしようとした際には懲罰房へ2ヶ月間入れられてしまいますが、出てきたあともノートン所長の会計係を続けます。

アンディには脱獄の計画があったので、怪しまれないよう逆らわずに仕事を続けたのです。

銃自殺したのは不正がバレたから

アンディは聖書の中をくり抜き、その中に小さなロックハンマーを隠し持っていました。

そのロックハンマーでこつこつを壁をたたきくり抜いていきました。

壁の穴は調達屋のレッドから仕入れた女優のポスターを貼ってバレにないようにしていました。

そして20年!ついに脱出する穴が完成してアンディは脱出に成功しました!

裏帳簿を持って!!!

脱出後、銀行へ行きその架空人物へなりすまし大金を手に入れました。

アンディは退職金と言っていましたね!

そして銀行に裏帳簿の入った封筒の発送を頼み、各新聞社へと送られたのです。

警察がショーシャンク刑務所へやってきますが、ノートン所長は警察が所長室へ踏み入る前に机の引き出しにいれてあった銃で自殺をしてしまいました。

不正をバラしたのはアンディ

ノートン所長が銃で自殺をする時に「弾丸以外に頭をよぎったのは、どうして悪事がばれたかということだった」と語りが流れます。

ばらしたのは脱獄したアンディだと分かっていても、まさかアンディが裏帳簿を送りつけるなんて想像もしていなかったのでしょうね。

終身刑のアンディが裏で脱獄に向けて準備をしていたとは考えなかったでしょう。

ノートン所長はなぜ不正がバレたのかわからないまま銃で自殺をします。

ノートン所長の悪事

アンディは図書係になってから、図書室の本を増やしたいと州議会へ予算交渉の手紙を送り続けます。

その結果、ボロボロだった図書館に新古品の図書やレコードが置かれるようになりました。

図書館が囚人たちの教育や憩いの場となったことは、社会的にも注目されます。

ノートン所長はメディアの取材を受けた際に、囚人たちを公共事業に携わらせ社会貢献すると発表しました。

しかし実際は人件費や経費のピンハネ、収賄などの不正取引でした。

その会計をアンディにやらせていました。

アンディは終身刑だったので、不正だらけの会計の仕事をやらせても情報は表へ出ないという目録もあったのでしょうね。

まとめ

この映画は「希望」がテーマになっています。

ノートン所長は終身刑のアンディには夢も希望とないと思っていたのではないでしょうか。

パトカーがきて銃自殺をする間、聖書の刺繍を見つめていました。

「主の裁きは下る。いずれ間もなく。」

毎日目にしていたはずですが、不正に手を染めてしまいました。

ノートン所長が希望を持っていたら、聖書の一節が彼を救ってくれていたかもしれません。

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