ジュラシックワールド歯が足りないは誤訳?モササウルスの歯の数や意味を解説

映画

「ジュラシック・ワールド」ではグレイのセリフ「歯の数が足りない」について誤訳ではないかという意見が飛び交っています。

調べていくうちに誤訳された理由も分かり、「歯が足りない」はラストのモササウルスにも繋がっていました。

登場シーンが少なかったモササウルスですが、ラストはいいところを持って行きましたね。

誤訳と言われた理由、モササウルスの歯の数、歯の数の意味についてもまとめてみます。

スポンサーリンク

「ジュラシック・ワールド」:グレイの歯の数が足りないは誤訳?

劇中終盤、インドミナス・レックスとヴェロキラプトルが戦う場面でグレイがインドミナス・レックスの歯の数を数え「歯の数が足りない」と言いました。

するとクレアが「歯の数ならもう1匹いるわ!」と檻を開け発煙筒で誘導しティラノサウルスを開放しました。

どうして「歯が足りない」でティラノサウルスが出てきたのかと思った方もいるのではないでしょうか。

私も字幕を見ながら意味が分からなかった一人です。

グレイの歯が足りないの意味

英語だと「We need more tooth」

「歯の数が足りない」の他に「力が足りない」という意味もあるそうです。

「もっと強い恐竜が必要だ」ということですね。

翻訳を担当されたのは戸田奈津子さんですが、戸田さんは「歯の数が足りない」と訳されたんですね。

自分に英語の知識があれば理解出来たと思いますが、これはなかなか難しいーー

恐竜は歯の数が多いほど強い?

グレイはアトラクションを楽しんでいる時から恐竜の歯の数を数えて「歯の数が多いほうが強い」と言っていました。

ヴェロキラプトルの歯は約25本、インドミナスレックスの歯は約74本です。

グレイの「歯の数が足りない」に対してクレアはティラノサウルスを連れ出してきましたが、

ティラノサウルスのサウルスの歯の数は約60本です。

おや?インドミナス・レックスよりも少ない!

クレアは歯の数まで把握していなかったのかと思います。

「もっと強い恐竜を!」と思ってティラノサウルスを開放したのでしょうか。

でもインドミナス・レックスが最強だと分かっているはずです。

考えれば考えるほど分からなくなって来ました。

クレアが「歯の数」、「強い恐竜」どちらの考えだったのか気になります。

https://twitter.com/zebra_nasu/status/1060321456561647618?s=20&t=19RIKvxmZ5CT7v1jiRaC4w

「ジュラシック・ワールド」:モササウルスとは?

モササウルスは恐竜として扱われる事がありますが、実は海生爬虫類です。

体長はおよそ16m、体重は約28t、白亜紀後期に生息していた動物の中では最大級の生物でした。

「ジュラシック・ワールド」では劇中1頭しか出てきませんでしたが、実際は3頭いたそうです。

「恥ずかしがり屋さん」なので水中から顔を出さない時もあるとのこと。

モササウルスの餌やりショーのシーンを観ているとシャイな子だとは思えませんよね。

https://twitter.com/meronkarusuten/status/1286640758775136258?s=20&t=19RIKvxmZ5CT7v1jiRaC4w

モササウルスの歯の数は何本?

実はモササウルスの歯は88本もあります!

ティラノサウルスやインドミナス:レックスよりも多いのです!

あれだけ巨大な体だと歯の数も多くなりますよね。

x.com

グレイのセリフはモササウルスの伏線?

劇中序盤、モササウルスの餌付けショーを見ていたグレイは歯の数を数えていました。

グレイが言った「歯の数が足りない」はモササウルスのことを指していのではないでしょうか。

モササウルスの歯の数がインドミナス・レックスよりも多いことは分かっていたはずです。

クレアはティラノサウルスを開放してしまいましたが、、、。

モササウルスは最後水中から飛び出し、水際にきたインドミナスレックスの首に噛みつき水中へと引きずり込みインドミナス・レックスは絶命。

モササウルスが大迫力でカッコよかったです!

序盤に登場したきり出てこなっかたので、存在を忘れていました。

モササウルスがいなかったらインドミナス・レックスはティラノサウルスやヴェロキラプトルに勝っていたでしょう。

まとめ

今回は字幕版で鑑賞しましたが、吹替版はどうなっていたのか気になります。

意味の捉えかたも色々あり、誤訳のようなそうでないような。。。

「もっと強いやつを!」と翻訳されたらティラノサウルスの登場も予測されてしまいますし、翻訳の難しさを感じた作品でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました